本日 インタゲ論争

小幡 績

TBSラジオで、22時からの番組で(おそらく出演は22時半頃から)、インフレターゲットなどについて、論争します。


パーソナリティは、荻上チキ、外山惠理。

議論する相手は、高橋洋一 嘉悦大学教授。

実は、その前に、財務省を辞めたメンバーで議論をする飲み会があり(初対面の人もいる)、元財務省議論デーになりそうです。

そこで、ここでもう一度インフレターゲットの整理を。

小幡の意見は

今回のFRBの政策は、インフレターゲットというよりも、これまで日銀がやってきた妥当な物価水準の発表に近いもの。何ら新規性はない。

FRBと日銀との違いは、現時点ではない。

あえていえば、バーナンキの方が派手好きで、話題になるのを好む。白川氏は大胆に政策を打ち出すが、顔もしゃべりも地味。

ただ、バーナンキは副作用が明確でなければ、副作用が出るまで、政策ととことん試してみよう、というスタンス。
白川氏は、副作用が明らかにあり、効果が明確でなければ、その政策を実行するのは無責任という考え方。

個人的な考え方の違いもあるが、アングロサクソンと日本人という文化的なバックグラウンドの違いもある。