ITリテラシーなしに生きていけなくなる老人たち

アゴラ編集部

還暦を過ぎた、なんて言っても、この高齢化社会ではまだまだヒヨッコみたいなもんです。すでにビートルズ世代ミニスカ世代は古希くらいになってるんじゃないですか。ネットを利用しないと生きていけない、というわけでもないんだが、いろんなサービスを受けるためには必須アイテムになりつつある。ITリテラシーがないと、大都市の老人は生きていけないようになるのかもしれません。で、こっちは「Garbagenews.com」の高齢者の音楽離れを報じている記事。音楽業界の努力が足りない、と言えば身も蓋もない。これもネットを利用する世代が増えれば、また違った結果になっていくのだと思います。
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大都市の60歳代 7割がネット利用


どんなものでも「殿堂入り」したらお終い、ってことです。過去の人になっちまう。ロッカーがそれでいいのか、という話かと思ったら、どうもそうじゃないらしい。ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズがロックの殿堂入りを辞退した、というのが話題なんだが、裏側ではいろんな事情があるようです。話題になってこそのロッカー、ということなんでしょう。
BEST IN THE WORLD
GUNS N’ ROSES

4月25日(水)から5月20日(日)まで全国の百貨店に入ってる「ラルフ ローレン」ショップでやるらしんだが、これは毎年恒例の行事です。ポロシャツはポロをやるための服をテニスをする人たちが愛用してから一般化したわけです。ポロ競技じゃメジャーになれなかったというわけ。
VOGUE
「ラルフ ローレン」、カスタマイズポロシャツキャンペーンがスタート!

便利なものにはリスクもある、というわけなんだが、ワンクリック詐欺、なんてのもありました。ちなみに筆者はAmazonの1クリックサービスは使ってません。怖いもん。消費は美徳である、誰が言ってましたっけ。
That’s Life -Notes-
Amazonの「1クリック特許」が日本でも成立

大物の自伝的映画化が巨匠監督によって進められてるようです。シナトラほど不可解な芸人もそういませんね。映画『ゴッドファーザー』でマフィアに頼んで映画『地上より永遠に』のキャスティングに押し込んでもらった逸話が出てくるように、イタリア系ウラ社会とのつながりがとかく囁かれていた。ディカプリオを応援する、というこのブログ。歌のうまさがキーポイントらしい。まさかマフィアからの無理押しが今の時代に効くとも思えません。
レオナルド・ディカプリオを応援するblog
「シナトラ」脚本に苦戦。ミニドラマの可能性も。

どこもかしこもタニタタニタなんだが、あのタニタの社食をデパ地下で買える、というわけです。日替わりと週替わりのメニューがあるらしい。自然志向ヘルシー志向の昨今、特にどうということはない弁当なんだが、タニタ、という名前が入ると飛ぶように売れるわけです。タニタビジネス、これはヒントです。
Sallyの家電研究室
丸の内タニタ食堂のランチボックスが銀座三越に登場!

以前の「今日のリンク」でも取り上げた話です。アップルがシャープに買収に食指を動かしていた、ということ。鴻海という企業自体、半ばアップルの下請けみたいなもんなので、ストーリーは自ずからわかる。下克上はよくある世界なので下請けが親を喰う、ということも考えておかなければならない時代、ということです。
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シャープが鴻海に「身売り」

養子縁組が盛んな米国では自らの出自を知らないまま、養父母のもとで成人する人も多いようです。中には自分が一卵性の双子の片方と知らない人もいる。さらに大富豪と貧者というように、双方の育った環境が隔絶した例も多い。米国で彼らを対象に性格や食べ物の嗜好などを調査することが行われたわけなんだが、一卵性だから遺伝的にはほぼ完璧なコピー。つまり性格や食べ物の嗜好が遺伝と生後の環境のどちらにより影響されるのかを調べた、というわけです。あと二卵性双生児との比較研究も進められている。このブログでは一卵性双生児を多重露光で撮影し、重ね合わせています。育つ過程で外見も微妙に異なっていくんでしょう。
ライフナー
一卵性双生児が持つ2つのアイディンティティ「Double Identity」

これはおもしろい考察です。先日の当コラムでも紹介したんだが、経済成長と政治的腐敗の相関関係とどこか通じるものがありそうです。インドについては経済成長に国民の生活が追いつかない、ということなんでしょうけれど背景に何があるのか、ということです。なんでもそうなんだが、一部から全体を想起してはダメ。当然だが、インド人がみんな数学が得意、というわけではありません。
Blog vs. Media 時評
インド国勢調査と経済大国予測のギャップ

腕に時計をしてる人がどんどん少なくなっていると感じてるのは筆者だけでしょうか。「流星号、応答せよ」と腕に向かって叫ぶヒーローも懐かしい。ウェラブルな世界が現出すれば、なにもあんなものを腕に巻き付けなくても、と思います。ただ、一部機能だけならまだこのブログのようなこともありでしょうか。
ブログヘラルド
スマートフォンの次はスマートな腕時計?


アゴラ編集部:石田 雅彦