日本の大手有力新聞の発行部数は世界的にみると異常なほど巨大なんだが、朝日に続いて読売もこないだネットの有料サイトを開設しました。こうしたデジタル新聞、その多くは紙版を購読してないと読めなかったり値段もメチャ高いわけで、なかなか会員が増えない、という話もあります。
読売プレミアムを始めたという「源町19番地」というブログは、紙版購読者には格安だし、ほかにもいろいろ便利機能がある、と褒めている。ただ、多部未華子さんを検索するだけなら普通のネットでもいいじゃん、と思います。ちょっと前なんだがこっちの「にゃんこ先生の学習帳」では、朝日の電子版が「たったの」5万部、と失笑ぎみに紹介。なるほど、サラリーマンの『少年ジャンプ』である日経は、知らないと小中学校のクラスで会話が成り立たないみたいなもんだから、仕方なく電子版を読んでるわけですね。
表題ブログでは、日経電子版の購読者が20万人として半分が月額1000円であり、それは世界的に見ればスゴい、と書いている。さらに、NYTとファイナンシャルタイムスは、紙版を値上げして電子版移行への圧力にしている、と紹介。日本の大手各紙は朝夕刊で月間購読料がだいたい4000円。これはかなり高いわけで、このまま電子版も高止まりのまま、ということだと、未来はかなり厳しい、と言わざるを得ません。
BLOG ON DIGITAL MEDIA
新聞社サイト有料化 本格的に離陸するのか?
アゴラでも池田信夫氏のエントリーで紹介された妄言なんだが、こんなことを電力会社が自作自演でするはずもありません。単なる頭のオカシナ被害妄想と放っておくわけにもいかず、こないだの虚構新聞騒動のようにコロリと信じてしまう人も少なからずいそうで困ったもんです。
【ネタ倉庫】ライトニング・ストレージ
公共の電波を使って「電波発言」を流すテレビ局、それをわざわざ否定しなきゃならない関電
大都市への人口集中がこの十年で急増してるわけでもないと思うんだが、それとクルマの売れ行き不振との相関がよくわかりません。たぶん、この間、大都市で交通網の整備が進み、クルマを手放す人が少しずつ増えているのかもしれない。むしろこの記事で興味深いのは、単身女性が一般世帯の半分も乗用車を持ってるのか、ということです。
Garbagenews.com
人口集中化と乗用車普及率の関係をグラフ化してみる
塩昆布はたまに食べるとおいしいです。昆布だしも鍋物なんかには必要不可欠。日本の昆布文化は世界に誇れるものなんだが、これをガチャにしたらどうだ、というシャレブログです。シャレですよ、信じないでください。
TABROID
昆布だからセーフ? コンプがダメな今、『コンブガチャ』でレアGetだぜ!(課金もあるよ)
再選挙になったギリシャ、どうなってしまうのか世界中が気になって仕方ないんだが、表題ブログでは国内の金融がめちゃくちゃになりつつあるギリシャの再生はかなり大変、と書いています。銀行から現金の引き出しが激増してるらしい。オマケのリンクもギリシャのネタなんだが「Lohas Life」というブログです。クレタ島で史上最小のマンモスの歯の化石が出た、という話。「島嶼化」で小さくなったらしい。ギリシャ問題も島嶼化すればいいのですが……。
Porco Rosso Financial Weblog
現実味を帯びるギリシャのデフォルト
めでたく韓国などに頼まれてたいくつかの衛星を軌道上にのせたH-IIAロケットなんだが、商用ロケットとしては難しいビジネスになりそうです。「アリラン衛星」の打ち上げ受注したのが2009年で、去年の打ち上げが今年に延び、格安にしてなんとか軌道へ投入した、という経緯。高コストは相変わらずで、今後の受注もどうかというところです。H-IIBのほうは、三菱商事なんかも頑張るんだろうから、どうにかビジネス的に成功させてほしいものです。
(*゚∀゚)ゞカガクニュース隊
5/18に第一期水循環変動観測衛星 「しずく」 打ち上げ
ヒトラーのナチがワイマール憲法の選挙で合法的に政権を奪取した、というのは有名な史実です。しかし、その後は議会制民主主義の制度下とはいえ、かなり強引に無理やりファシズム政策を推し進めていった。国会議事堂炎上事件などのデッチ上げで共産党を追い詰め、社民勢力と共産党との反目を利用したという側面も大きいんだが、ヒトラー独裁にいたる過程では共産党議員を逮捕拘束し、国会に出て投票できなくしたり、批判対抗勢力を徹底的に弾圧した。ようするに、最終的には暴力にうったえて権力を掌握せざえるを得なかった、ということです。民主主義は消極的に選ばれただけの政治手法、という意見もありますが、まっとうに管理運営されていれば、ファッショが出て来るような両刃の刃にはなかなかなり得ない。ファシストが暴力にうったえる前に手立てを講じるのは当然としても、「どーか誰にも見つかりませんようにブログ」もそうなんだが、こうした民主的な政治への懐疑、というのは危険な兆候なんじゃないか、とも思います。
ほろ酔い浅慮
「投票・被投票」以外の参政システムを
行き場のない金がバブルを生み出すわけなんだが、実態と価値がこれほど乖離してる例もあまりないような気がします。こんなSNSにどうしてそれほどの値段がつくのか、という話。まさにトンデモ美人コンテストというわけです。
Tech Crunch日本版
Facebookの売り出し株価、ついに決定─1株38ドルで160億ドルを調達、史上最大のIT上場へ
いろんな文房具やガジェットが出て楽しいんだが、会議なんかで使われるホワイトボードには参加者の視線を共有する、という利点もあるんじゃないかと思います。パソコンの画面上に書かれても、どうもピンとこない状況というのはありそう。このペンは便利そうなんだが、ホワイトボードの代わり、という以外でもっと活用できそうです。
j-tokkyo
ホワイトボード不要なペン
ここ数週間、不可解で悲惨な事故が続きました。交通事故自体は漸減しつつあるんだが、おかしな事故が多くなっているのは確かなようです。行政的に防げたかもしれない、という意見も多い。このブログも交通警察にまかせても埒は開かないので政府行政が動くべき、と書いています。
自動車評論家 国沢光宏のホームページ
事故のニュース
アゴラ編集部:石田 雅彦