日本は誰が守るのか

アゴラ編集部

尖閣や竹島の小競り合いで日本と中韓のムードが最悪になり、オスプレイの試験飛行が始まり、集団的自衛権について議論が出てきたりして「国防」という問題がネット上でもにわかに浮上してきました。日本は米国と安全保障条約を結んでるんだが、基地問題などで米国との関係もギクシャクしてた時期があった。戦争は絶対に避けるべきだが、もし万が一にでも起きてしまったら日本はどうすべきか、ということ。安全保障条約は軍事同盟で、米国は信用できる相手なのか、という素朴な疑問も浮かんできます。


自衛隊は世界でも有数の能力と実力を持つ「軍隊」というのはすでに常識なんだが、これをどう使うのか、ということになると国民の間でも意見が分かれます。リスクマネジメントでは最悪の状態を常に考えておくべきです。戦時状態になったとき、自衛隊はどうするのか。近代戦に限らず、戦争では先制攻撃が圧倒的に有利なのにもかかわらず、自衛隊は先に攻撃できません。先制第一撃で叩かれたら戦力は激減するわけで、世界有数の軍隊の実力を発揮できないまま終了、なんてことになりかねない。
軍事同盟の相手である米国は、尖閣が日米安保の適用内、と言ってくれたようにたぶん助けてくれるんだろうが、それがいつどんな方法で、ということになるとよくわかりません。フォークランド戦争でも米国は英国を軍事的に直接、支援はしなかった。この「ステージ風発」は、米国議会の様子を報じています。自民党の総裁選で集団的自衛権の問題が取り上げられたのも関係しているんだが、米国はすでにかつてのような軍事的な大盤振る舞いはできない。集団的自衛権については、アゴラでも松本徹三氏が論考を寄せています。
一方、この「株式日記と経済展望」というブログは、日本の軍事的な「自律と自立」を考えておくべきとき、と書いている。こっちの「JTT海外展開のブログ」は、民主党政権の米国は本腰で日米安保を実行しないだろうからまずは自前で防衛しなきゃ、と言っています。
表題のブログでは、次期主力戦闘機について書いているんだが、いろいろヤヤコシイ話が背後にあるようです。問題山積でF22ラプター導入が頓挫してから混乱したわけで、その代わりの候補機がなかなか決まらない。ようやく決めたのが、メチャ高くて開発が遅々として進まないF35。改修が遅れてるF15改なんかでもたもたしてるとJ-20の開発を進める中国に追い抜かれる、その危機感が行政にあるのか、と書いている。米国の事情も変わってきてるので、武器の依存も米国一辺倒を見直したらどうか、というわけです。
Passion Fruit ─情熱の果実─
領空を守る気があるのか?防衛省


こういうのって、子どもらが最も敏感かもしれません。タブレット端末も当然ながら子らが求める形へ向かう。頑丈で見やすく扱いやすい。すでにオモチャの域を超えてるんだが、ネットにつなげば汎用性も高い。ゲームしかできない端末なんてのは絶滅する運命です。
ギズモード・ジャパン
スゴい時代になってきた…これがトイザらスの放つキッズ向けAndroid 4.0タブレットだぁ

この記事はちょっと恐怖です。多剤耐性菌はいったいどこで生まれるのかに大きな疑問符がつくわけで、抗生物質が使われてる場所ならあらゆるところが候補地になる。海産物を養殖してる海なんかも大変なことになってるかもしれません。連中も生き残らなきゃならないんだが、人間さまも同じ。実際、我々の周辺環境は「抗生物質漬け」になってるわけで、それらを媒介・培地にして菌類の「進化」が高スピードで進行中、ということです。
(*゚∀゚)ゞカガクニュース隊
農場の土の細菌から 7種類の多剤耐性遺伝子が完全一致?

子ども向けの童話には、オリジナルから毒を抜いて換骨奪胎にしたものも多いんだが、グリム童話なんて代表格です。『三匹の子豚』もその一つらしい。人形劇の『ブーフーウー』で日本でもよく知られるようになったお話。グリム童話の『狼と七匹の子山羊』が下敷きになってるようです。このブログでは、いまだに木と紙でできた家に住んでる日本人を『三匹の子豚』にからめて揶揄しています。
雑談の達人
東日本大震災の最大の教訓「木造建築はクソ」

単純なゲームほどハマる、なんて言いますが、これは単純過ぎるだろう。卵かけご飯(関西では卵ご飯か?)は単純にして究極のグルメです。日本人が安心して新鮮な卵かけご飯を味わえるのも生産者や流通、販売に携わってる方々の努力のたまものです。海外で卵かけご飯なんて、ちょっと怖くてできません。この卵かけご飯、各地に専門店ができたりして、奥の深さを感じさせる。それをゲームした、というのはいい発想だったのかもしれません。それにしても、単純だけどハマるゲーム、という法則は何かあるんでしょうか。
「アナログ30歳女子、スマホ初心者」でも 目指せ! アプリソムリエ
ご飯の中心に卵を落とす・・・結構、難しい!

通信環境の進歩で最近ではあまり見かけなくなったんだが、Wi-Fi接続場所を探す「Wi-Fi難民」みたいな人たちが以前いました。「ノマド」とかいう人種が増えたせいかもしれません。街中に電波があふれてWi-Fiはあれどもパスワード必要なものばかり、という状況もあります。このTシャツ、無料接続のものだけを探してくれるわけではなさそう。電波の強い場所を探すときには重宝しそうです。
インターネットコム
無線 LAN アクセスポイントを見つけてくれる T シャツ「Wi-Fi Detector Shirt」

平安後期を描いたものでは『平家物語』が有名なんだが、けっこう脚色されているようです。しかし、まったくのウソでもない。『玉葉』なんかの周辺資料を合わせて謎解きをするわけです。このへんが歴史物の面白さでもあるが危うさでもある。過去の大河ドラマにもいい加減な脚本で顰蹙を買ったものがありました。この「殿下乗合事件」にしても本当はどうだったのか、よくわからない。ただ、藤原(松殿)基房に代表される平安貴族を平氏という武士が凌駕した逸話の一つ、というのは間違いない。事件の七年後、重盛は死に、清盛が後白河法皇を幽閉した「治承三年の政変」で基房は失脚。太宰府へ流罪になります。
デンキクラゲ
来週の平清盛は殿下乗合事件、どう描かれるのか

希望退職を募る企業、という存在自体、自ら将来性が乏しいこと、経営能力が劣ってることを暴露してるわけで、ちょっと目先の利いた人間ならネズミが沈船から逃げ出すが如く退職を希望します。終身雇用もなくなり企業と社員が一蓮托生なんてのも幻想だったことがわかった以上、優秀な人間ほど早く辞めるのは当然。彼らがどこへ行くか、ちょっと不安なのも事実なんだが、日本の企業に魅力がなくなってるわけで、無能社員を社会貢献的に雇い続け、一蓮托生で国家共々倒れてしまいかねない、というわけです。
キャリコネ
希望退職募集で優秀な人材流出 残るは「思考能力のない人ばかり」

社会というのは、異端者を排除する機能も持っています。多数の人にとっての平穏でスムーズな社会生活を営むために邪魔な存在は「犯罪者」扱いになる。「働く意志がない」という時点で軽犯罪というのは、先祖返りしたちょっとヒドい社会になってきたな、という感じ。ようするに、働かない自由なんてない、家を持たないと犯罪、ということです。
ガバろぐNewsヽ(・ω・)/ズコー
働く能力がありながら仕事もせず一定の住居を持たないでうろついていた男を現行犯逮捕

この「VOGUE MAKEUP SIMULATION」は「ModiFaceのVOGUE版、というわけです。コーセーの「ESPRIQUE」にも同じようなものがある。雑誌社がコスメを売るためのアプリを作った、というわけです。
ストレートプレス
コスメが試せるアプリ「VOGUE MAKEUP SIMULATION」


アゴラ編集部:石田 雅彦