常食がマクドナルド、という人も多いと思うんだが、ここんところマクドナルドが変、という声がネット上から聞こえてきます。発端は「レジの上にあったメニューがなくなった」ことらしいんだが、店員と会話できず目も合わせられないオタクな人たちはメニューの指さしで事足りていたのができなくなり不便、というわけ。2ちゃんねる掲示板を紹介したこの「ニュー速クォリティ」では、単体メニューをまとめた写真を掲載。客が自由にアレンジして頼むとわりと安い。それを阻むためのメニュー撤去じゃないか、と猜疑する人もいます。
それだけじゃない。どうもマクドナルドはマジで変質しつつあるらしい。マクドナルドが変、というのは「【ネタ倉庫】ライトニング・ストレージ」で価格がサイトに表示されていない、ということでもわかる。事情はともあれ、地域別価格というのはあくまで企業本位のシステムで顧客目線ではないわけです。「はちま起稿」では、水のサービス終了の「悲報」に接するネット上の声を紹介。水だけ頼む客は論外なんだが、飲食店で水を出さない、というのは日本の商習慣から言えばやはり反則です。
表題ブログでは、レジ上からメニューを撤去したマクドナルドのマーケティングを「社会実験」と揶揄しています。震災の起きた2011年上半期と比べ、売上も営業利益も減らしているわけで、純利益が増えていても客単価が下がっているという点でかなり危機感があるんでしょう。
このブログでは、恥ずかしくてジューシーチキンフィレオ、なんて口に出せない人もいるし、セットメニューを頼まない人もいるわけで、彼らを失いかねない、機会損失になるんじゃないか、と心配している。個人的には米国みたいにマクドナルドの一強時代が早く終わり、味やCPで各チェーンが競争し、良心的で魅力ある個性的な店が繁盛するようになればいい、と思います。
デジタルマガジン
分かっている人だけが入れる通の店、それがマクドナルド
「日本人は時間守らない」その真相
web R25
どっちに重点を置くか、という話です。「社畜」と揶揄されるような人間にとっては、遅刻なんてもってのほか、サービス残業なんて当然、ということでしょう。あくまで会社側の視点からものごとを考える習慣が付いている。社長でも株主でもないのに。日本の常識は世界の非常識、なんて笑い話ではすまない。これから少子化で人口も減るし、産業の流出で国内の労働需要もなくなるんだから、外国人労働者は受け入れず、ガラパゴス化した社畜のままでいくんでしょう。
カダフィを殺害したのはフランス情報機関
陽光堂主人の読書日記
この情報、ちょっと前に流れてましたが、シリアのアサド大統領も何やら噛んでるようです。このブログでは、フランスはリビアもシリアも旧宗主国であり、影響力を発揮しようと躍起、と書いている。カダフィ氏が殺害される前の映像はあったんだが、どういういきさつで殺されたのかは藪の中、というわけ。フランスの情報機関、というのもよくわかりません。
Leica と Paul Smith のコラボ「Leica X2 Paul Smith Edition」
sense of medium
サー・ポール・スミスのデザインって、コンサバなんだかカジュアルなんだかちょっとわかりません。そのへんが魅力なんだろうが、だからこそ着こなしが難しいし、カジュアルっぽいわりに高い、と敬遠する人も多い。ブランド力はあるけど一般的じゃない、ということです。そんなポール・スミスが高額カメラのライカをデザインした、という話。子どもの落描き風の電球くらいにしかおもしろみはない。X2自体が20万円弱です。
米リーダーズダイジェスト誌、デジタル版の急成長で生き延びる
Tech Crunch 日本版
なんでもLiz Vaccarielloさんって人が老舗の雑誌を大変革したらしい。彼女、ダイエット本を書いたりしてるんだが美人です。長期低落状態だった雑誌をデジタル化とSNS利用で復調軌道へ乗せた、というわけ。筆者も中学時代、なぜか定期購読してました。全体的に毒のない他愛もない内容なんだが、古き良き中産階級の理性、みたいなものがある。世界的に没落してる中産階級の残滓亡霊みたいなもんかと思ってたら予想外に復活。このへんに何か電子書籍雑誌のヒントがありそうです。
BookLive!で小学館コミックの配信が始まったけど「小学館マンガ作品の端末へのダウンロードは購入から5年間です」という笑えない制限が付いていた
見て歩く者 by 鷹野凌
こうした期限付きのデジタルデータって、高額ソフトのお試し期間みたいなもんなんでしょうか。お金を払ってないんだから仕方ないとしても、これはちゃんと料金を取ってるのにもかかわらず制限を付けている。紙の本は買ってしまえば古本屋へ売ろうが個人的に自炊しようが勝手だし、本を持ってる限り所有権は永遠に買った側にあります。しかし、これは本棚まで指定され、自分の本棚へ置いておくことさえできないんですね。デジタルデータの保存が、今のところわりと短期の有限、という事情にも関係するのかもしれまない。ようするに、永遠なんてない、ということです。このブログでは「小学館と集英社」の一橋グループが電子書籍販売の抵抗勢力になっている、と書いている。どんだけ上から目線なんでしょう。
純金のウンコを出す生物が発見される
ロケットニュース24
生物にとって有害な劇物である塩化した金を食べる細菌がいるらしいんだが、そいつがひり出した糞が24kの純金なんだそうです。もともと重金属に汚染された環境改善のために利用される細菌、というわけで、塩化金も環境汚染物質です。その処理の実験をしてたら糞が純金だった、ということを見つけたらしい。
突然の失業率急低下に疑いの目も
In the Strawberry Field
こないだ大統領選挙のための公開討論で、ロムニー氏の失言による事前の優位を失ったオバマ大統領なんだが、これで選挙戦は予断を許さない状況になったわけです。ただ、その直後に発表された雇用統計で失業率が7.8%に減った。米国大統領の再選にとって必須条件が失業率で、6%以上で再選できたのはレーガン氏だけだった、なんて話もあります。オバマ大統領にとっては追い風なんだが、タイミングが良すぎると言う人も多く、このブログでは、標本数のほうを意図的に減らしたんじゃないか、と疑ってます。共和党支持のブログ主なんだが、しかし米国の不景気はよほどヒドいらしい。
「GALAPAGOS STORE」と「Reader Store」と「koboイーブックストア」の“蔵書点数”を比べてみた(10月5日編)
eBook USER
電子書籍ストアに入っている本の数が、日々どんどん増えています。古書専門のところもあったりして、蔵書傾向のバラエティが富んできてもいる。表題の三つのストアは5万点を超え、すぐに10万点に手の届くところにいます。ランキングは出てるんだが、何部売れたかはわかりません。米国や英国ではすでに電子書籍のほうが紙の本より売れてるんだが、日本はもうちょっとかかりそうです。
iPhone 5でなぜテザリングが注目され、イーモバイル買収になったのか?
ITmedia オルタナティブ・ブログ
ないよりあったほうがいい機能、というわけなんだが、筆者はほぼWi-Fi接続オンリーで3Gなんて使ってないので、テザリングは必要ありません。しかし一般ユーザーは話題になってることに目が向きがち。このブログでは、印象操作は重要で、Softbankがイーモバイルを買収したのもテザリングのためだったんじゃないか、と書いている。iPhone5をめぐる2社の争いの余波、とうわけです。
アゴラ編集部:石田 雅彦