「いつも面白い内容をありがとうございます」と言われることもありますし、「よく毎日書くことがありますね」と言われることもあります。
本ブログ「Shinoby`s World」は、一時不定期に更新していた時期もありますが、まだブログというものが存在しなかった1996年にホームページとして更新をはじめ、もう17年になります。
最近は毎朝更新するのが日課のようになってしまい、書かないと食後に歯磨きをしないのと同じような(いやそれ以上に)気持ちの悪さを感じるようになりました。
自分がやっている仕事のことを知ってもらうためのツールにもなっていますが、100%仕事かと言われれば、趣味の部分も多く、最終的には好きなことだからここまで続いてきたというのが正直な感想です。
書くことをいつ決めているのですかと聞かれることもありますが、基本的には朝起きた時点で考えます。それから30分を目標に文章を書きあげアップするのを目標にしています。
当初は自分のためだけに書いていたので随分乱暴な内容も掲載したこともありますが、ここ数年は読んでいただく方のことも考え、自分なりのいくつかのルールを決めて書くようにしています。
まず、自分の考えをできるだけ正直に書いて、ウソをつかないことです。嫌いなものを好きと言ったり、やっていないことをやっているように書いたり。事実と違うことを書いているとそれは読んでいる方にいつか伝わります。
書けないこともありますが、真実をねじ曲げて書くことはしない。自分自身もそうなってしまうと書きたいというパワーが落ちてしまいます。自分が思っていること、その瞬間考えていることをナチュラルに表現すれば良い。それが基本の考え方になっています。
また、毎回少しでも読んでいる方の価値になるような情報を提供することを念頭に置いています。何に価値を感じるかは人によって変わってくると思います。最新の情報であったり、考え方のヒントであったり、行動の指針であったり、様々です。
例えば一日の行動を記録するとしても、自分の「日記」を書くのではなく、そこから何か得られたものをシェアしていく。ただの日記で終わってはいけないと思っています。
「ウソをつかない」「価値を提供する」というのは、以前にも書いた記憶がありますが、もう1つ心がけているのは、ネガティブな話ではなくポジティブな話を書くようにすることです。もしネガティブな話であっても、どうやったらそれをプラスに変えていくことができるのかを考える。
誰かを非難したり、攻撃するだけでは自己満足以外、何も生まれません。問題を指摘するのであれは、代案を提示する。批判するのであれば、どうしたら良いかこれからの対応を考える。「今日より明日が良くなる」というスタンスを常に意識するようにしています。
と偉そうに書きましたが、毎回それが出来ているかは自信がありません。限られた時間で、即興演奏のように書いているブログですから、後から読み返すと、タイトルや内容について反省することもあります。
そんなブログですが、毎日更新することが苦痛になってしまわない限り、これからも同じペースで続けていこうと思っています。読んでいただいている皆さま、面識のある方も一度もお会いしていない方もいらっしゃると思いますが、引き続きよろしくお付き合いください。
編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2013年9月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。