グローバルマッチョ分析 ~田村耕太郎先生の名言録を読み解く~ --- うさみ のりや

アゴラ

ちょこちょこ田村耕太郎先生をおちょくっていましたら、先日やまもといちろう氏に取り上げていただいて、アンチグローバルマッチョという言葉が徐々に市民権を得ていることを実感し始めております。

私個人としてはあまり彼を罵倒しているつもりは無くて、あまり若い人達に「世界が攻めてくる」だとか「頑張れば報われる」とか「英語が出来なければマスコミにだまされる」だとかいった誤った事実認識を振り向かないでいただきたいと、わりと抑えめに言っているだけのつもりなのですが、どうやらそれだけで彼の中ではNG登録されてしまったようで大変残念に思っているところです。なのでここは反省して、一から田村耕太郎先生の金言を学び直そうと今回はtwitterから田村耕太郎先生の名言録を取り上げて学んでいきたいと思います。

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IT名言:「一心不乱に目の前のことに取り組め!とりあえずツィッターやフェイスブックはやめろ!しかし、心には余裕を持ってね」

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まずこの発言がtwitterで発信されたことに驚くのですが、私個人としてはtwitterは多方面から端的に情報を入手して視野を広げることができる大変有用なツールであるがゆえに、またfacebookもこまごまとした友人とのコミュニケーションを円滑化する大変優れたプラットフォームであるがゆえに、市場で評価され世界に広まったと考えていました。

先端のIT技術を使いこなし楽しむことこそが、時代を理解する一番の近道だと考えていたのですが、田村耕太郎先生が言うなら辞めた方が良いですよね。。。。とはなりませんよね、、、まずはあなたがtwitterもfbも辞めるべきなのでは。。。。

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ブラック名言1:若い奴らの意識を高めるべきだ。歳とればどうしても意識は自然と衰えてくるんだから若いうちは意識して意識を高くしておくべきだ。彼らのことを思えば、失敗してもくじけてもいいから、いやそうした方が肥やしになるから、失敗も挫折もウェルカムで意識高めて頑張ればいい。

ブラック名言2:「頑張らなくても大丈夫だよ」なんて無責任なこと言うべきじゃないよ。大丈夫じゃないよ頑張らないと!人間も動物なんだから動物の世界見ればわかるだろう。

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私個人としては頑張ったかどうかは完全な個人の都合なので、大事なのは結果として市場で評価される人間になるかどうか、だと考えていました。人間は他の動物とは違うんだから、頭を使って真正面からの衝突を避けて「他の人とは違う新しい事をやる」ことでなるべく楽をするように、生産性が高くなるように生きるべき、、、、などという甘っちょろい人生観を持っておりました。。。。

これからは失敗も挫折もウェルカムで。。。。とはならないですよね~、立ち上がれないほどの失敗もあるわけですから。頑張りすぎて精神病になっちゃう人もよくいますし。こういう人、こういう価値観が日本にブラック企業を作り上げ生産性を低めてきたんですね。

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グローバル名言:新しい情報や的確な分析は、英語で手に入れるしか無い時代。~前に進むには英語で読むしかない。

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私も英語での情報の獲得の必要性はある程度同意しますが、Wall Street Journal始めほぼ同時に日本語訳してくれる米系メディアがそれなりにあるので英語でしか新しい情報が手に入らないというわけではないと思っていました。そもそも日本発の情報もありますし、必要とされる情報は自分が向き合っている市場、自分が向かっている方向に応じて定義されるもので、自分が向かう方向に英語が必要ならやれば良いし、そうじゃないならやらきゃいい、という程度のものと思っていました。ましてや文学などは母国語の言語で味わうのが礼儀と思っていたのですが、、、田村耕太郎先生が言うのだからきっと英語で読んだ方が、、、、とはならないですよね~

などというお遊びをあまり続けてもねちっこくてどうしようもないのですが、私個人としては一度それこそ彼が言うように「正々堂々と」グローバル化や日本の厳しい現状から未来を切り開くにはどうすればよいか、というような討論でもしてみたいと思っています。多分彼の中で私は「アップサイドの無い人間」とくくられているので、それが実現する可能性は低そうですが。(地元政界でも、霞ヶ関でも支持者や仲間を裏切りまくって全く信頼されていない彼にもアップサイドが残されているとは到底思えないのですが。。。)ネットでの議論は彼は程度の低いものと思っているようですしね。。。。本でも書いてみようかな。。。

ま、レスポンスがあるまでは不定期で月1程度我らがタムコー先生いじりを続けたいと思います。

では本日はこの辺で。ワークアウトでも始めようかな(笑)


編集部より:このブログは「うさみのりやのブログ」2013年10月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はうさみのりやのブログをご覧ください。