予測可能になっていた「OpenSSL」の危険な暗号鍵

アゴラ編集部

「OpenSSL」というオープンソースのパッケージに、かなり重大な「穴」が空いていた、というのは当コーナーでも既報なんだが、有名サイトにこうした「穴」が潜んでいるので要注意です。警察庁からも警告が出ています。


この「穴」が悪用されると、外部から細工したパケットを送信するだけで、プロセスメモリが取得され、セキュアの「鍵」情報などが知られてしまう危険性があるようです。この「OpenSSL」を使っているソフトウェアかどうか、自分の環境を調べてみるほうがいい。また、これを使っているサイトはリスト化されているので、しばらくは近づかないようが無難です。

MdN DESiGN
OpenSSLの脆弱性ついたアクセス増加、注意を


Apple、 オレゴンに建設中の水力発電所を買収
Tech Crunch 日本版
米国オレゴン州の発電所といえば、第二次世界大戦中、原爆製造のマンハッタン計画で使われる膨大な電力を作り出していたところです。旧日本軍の蒟蒻糊を使った風船爆弾が、太平洋を渡ってオレゴン州の送電所に落ち爆発。一時的に電力供給が止まり、米国は日本がマンハッタン計画を知り、妨害工作をしてきたのでは、と疑心暗鬼になったらしい。終戦直後、残っていた風船爆弾が爆発し、ピクニックに来ていた米国人家族も犠牲になっています。この記事では、そんなオレゴンの電力をアップルが使いたがっている、と書いている。天変地異や政変など、いったい何が起きてもおかしくない世の中です。米国のIT企業であっても電気エネルギーの自給自足に動き始めている、というわけです。

気鋭のクリエーターが、BMW i3の先に見た未来とは? VOL.1 高橋 智隆(ロボットクリエーター) × BMW i3
BMW i スペシャルサイト
この高橋智隆氏、というのはユニークな人物で、当方もなんどか取材したことがあるんだが、もともとは立命館大の文系を出て釣り具メーカーに入ろうとします。釣り具のリール、というのはメカニカルな造形物で、ロボットに通じるものがある。その後、京大工学部に入り直し、機械工学を学び、ロボットを作り始める、というわけです。自作のロボットも本人と同様ユニークなんだが、産学連携以上にビジネス寄りの活動が目立つ。京大発のベンチャー、ロボ・ガレージという会社の代表でもあり、パナソニックなどとのコラボにも意欲的です。この広告ベースの紹介記事にも彼の特徴がよく出ています。

クレジットカード申込時に記入する『年収』がいくらなのかは、審査にあまり影響しない?年収欄は自己申告可能な金額であり、信頼性が低いためです。
クレジットカードの読みもの
新社会人など以外に新たにクレジットカードを作る人って、もう少ないんじゃないかと思うんだが、どうなんでしょうか。ポイントも一枚にまとめたほうがいいし、公共料金も同じ。キャッシング機能が実質的に使えない状態なので、せいぜい量販店系、銀行系、トラベル系の3、4枚程度あればすむ。クジレットの審査もこの記事を読む限り、あまり厳格厳密でもなさそうです。

Amazonスマートフォンは「裸眼3Dディスプレイ」を採用し、2014年秋にも発売されると報じられる
Gigazine
立体画像の歴史は古く、我々が両眼の視差を脳内で立体に変換しているごとく、同じような左右二つの画像を並べれば、立体に見えます。19世紀にはレンズを二つ並べたステレオカメラが出現している。水平に少しずらした画像を並べ、両眼で別々にそれぞれの画像を見る訓練をすれば、3Dメガネを使わずとも立体画像を見ることができます。ただ、これは慣れや訓練が必要なので、映画などの3Dは専用のメガネを使う。メガネを使わない3Dを「裸眼3D」というんだが、すでに東芝のテレビで商品化されています。ただし、これは画像が歪んでいるし、画質も良くない。この記事によれば、裸眼3D技術が進化し、近いうちにクォリティの高いものができてきそうです。


アゴラ編集部:石田 雅彦