アゴラ運営のインターネット放送「言論アリーナ」。5月21日(水曜日)は午後8時から1時間にわたって、「このままでは将来世代までもたない社会保障–世代間公平に向けた方策はあるのか?」を放送します。出演者は自民党の30歳の若手衆議院議員石崎徹さん、法政大学准教授の小黒一正さん、モデレーターは政策家の石川和男さんになります。
ニコ生入口はこちら。Ustreamはこちら。YouTubeの「言論アリーナチャンネル」でも放送後に公開します。
消費税の税率5%から8%への増税4月から行われました。ところが社会保障負担の先行きの増加が予想されています。来年に税率10%に上昇するとしても、財政健全化はかなり難しくなっています。2030年以降に、諸制度が現在のままならば、財政の破綻や社会保障制度の崩壊が現実のものになるでしょう。
今回は自民党の30歳という若手の俊英、石崎議員を招き、将来世代のため現在の社会保障制度、財政をどのように立て直すかを語り合います。石崎議員は元財務官僚。自民党の新潟一区から12年の総選挙で初当選しました。なぜ危機を目の前にして、政治の動きは鈍いのかをうかがいます。
小黒一正さんは、財務省勤務の後で、学会に転じた若手研究者。最新刊『アベノミクスでも消費税は25%を超える』では、日本の財政危機を取り上げています。
石川和男(@kazuo_ishikawa)さんは、経産省勤務の後で、政策研究大学院大学客員教授などを務めながら、中立の立場から政策提言活動を続けています。
「言論アリーナ」はこれまで週1回の放送でしたが、これから原則として週2回に増やし、時事問題を分かりやすく伝えます。アゴラ研究所に加えて、いくつかのシンクタンクが協力して映像番組を提供します。アゴラ研究所は、この「アリーナ」(集会場、劇場)を、視聴者の皆さんと共に政策を考え、社会を変える場に発展させていきます。
【写真は左から石崎さん、小黒さん、石川さん】