スマホなどと一緒に寝床へ入り、寝入りばなにチャットなどをしていて睡眠不足になることがよくあります。液晶の光には覚醒作用があり、寝る前のスマホやPCなどの操作がなかなか寝付けない原因になっている、という指摘もある。睡眠不足は健康にも悪い。記憶力が減退したり日中の活動時間にだるくなり、ホルモンバランスがおかしくなる結果、食欲も高まるため、太りやすくなったりします。
米国で1994年~2002年まで、6500人以上の青少年の睡眠パターンと薬物使用やアルコール飲酒との関係について調べたところ、睡眠不足の場合、違法薬物の使用や飲酒トラブル、さらに性行動の「残念」な結果につながるケースが多くみられたそうです。十分な睡眠を取っている青少年にくらべ、こうした問題を起こす割合は33%も高い。よく言われているように、睡眠は我々にとってとても重要、というわけです。
昨年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針2014」を発表しましたが、日本人は世界でも睡眠時間が短く、特に20代30代の男性がひどく短い、と言われています。また、不眠症の人が病気にかかりやすい確率も高くなり、睡眠不足が運動不足や食生活につながり、疾患リスクを高めることになりがちです。ストレスが原因で寝付けない、というケースが多いようですが、睡眠不足でさらにストレスを感じやすくなる、という悪循環に陥る。表題の記事では、前述した米国の調査を紹介していますが、日本でも若い世代の睡眠不足が心配になります。
BBC NEWS
Poor sleep ‘early warning sign’ for drink and drug issues
You’ve Been Eating These Chemicals In Your Food For Years
io9
化学物質、と言っても我々は日々それらを口にしている、という記事です。ケミカル、化学、といって必ずしも目の敵にするべきではない、というわけ。メナジオン(Menadione)は抗がん剤にも使われる合成ビタミンK、アスコルビン酸(Ascorbic)は合成ビタミンC、などなど。サプリメントの多くは合成された化学物質です。
化学合成されたビタミン類のチャート。
Fancy a nice sit down? MI5 needs you
the guardian
ジョニー・デップ主演の映画『チャーリー・モルデカイ』にも出てくる英国の諜報機関MI5は、防諜を取り扱っているようです。ジェームズ・ボンドはMI6の所属で、こちらのほうは秘密情報部(Secret Intelligence Service、SIS)。MI5は、大衆の「監視」をする役割を担うわけで、英国ではMI5のモバイル監視体制について議論になっているらしい。対テロもあり、世界中でこうした政府からの監視が強化され、それに懐疑的な人々からの疑問も広まっています。
Mobile First
Stratechery
すでにデジタルガジェットはモバイルに大きくシフトしています。この記事では、Appleの新しいMacBook airのポートが変わる、という「ウワサ」から、とにかく世の中はモバイルだ、という内容で語っている。MacBook airもこの文脈から逃れられない、というわけです。
EU to launch anti-terror projects with Turkey, Arab nations
BUSINESS INSIDER
テロに対するプロジェクトを、EUがトルコやアラブ諸国といったイスラム系の国々と一緒に立ち上げるつもりだ、という記事です。願望、といった部分もあるようですが、イスラム圏にもテロに批判的な国は多い。しかし、テロリスト、というのは、その対象相手が激高すればするほど効果を上げている、と考える。テロリストにはテロに走らざるを得ない事情や背景があり、そのへんを議論しないとなかなか解決しないと思います。
アゴラ編集部:石田 雅彦