こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
本日はご縁があって、転職サイトの「DODA」が主催するこちらのイベントに登壇させていただきました。
Innovator’s Live ~20代の決断~
ご一緒したのは、DeNAで海外支社など様々な事業を任されながら、20代最後の歳に障がい者就労支援等の社会的事業をビジネスとして生業とする株式会社LITALICO(リタリコ)に転身した中俣博之さん。
そして公認会計士という手堅い資格と職場を得ながら、当時まだベンチャーだったクックパッドに転職し、「グロースハッカー」という日本ではまだ耳慣れない職種の地位を確立させた加藤恭輔さん。
コーディネーターはインテリジェンスGMの片岡秀夫さんで、完全に政治家の私が参加するのは場違い感が満載のイベントなわけですが、唯一(?!)共通しているのがそれぞれ
「(一般的に見れば)恵まれている」
「転職・転身なんかする必要がない」
立場から、思い切って志のためにリスクを取り、新たな会社や職種に挑戦しているという点です。
中俣さんは、圧倒的に優秀な人が集まるIT業界の中で、
「これだけ優秀な人が多い業界ならば、自分一人くらいいなくてもいい」
「逆に自分のような人でなければいけない、自分が必要な業界があるのではないか?」
と考え、障がい者の雇用支援・発達障害児の教育などを扱う事業会社という、まったく畑違いの別業種へと転身。なんだか、他人には真似できないエネルギーを感じます。
一方で「自分はビビりで慎重だと思う」と評する加藤氏は、自らの志や夢を確認するために50人以上の転職エージェントに会い、少しずつ自分の意志やキャリアを確定させていったそうです。
基本的には転職サイトが主催するイベントなので、
「新たな職種や夢に挑戦したいけれど、なかなか踏み出せない…」
という方が対象になると思いますので、お二方のお話は非常に役に立ったのではないでしょうか。
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そんな中、私はただ一人
「歴史スパンで女の子にモテたいから」
という極めて低い志を皆さまに語っておりまして、お役に立ったか微妙、というより全然役に立っていないと思います。
参加された皆さま、大変申し訳ございませんでした。。
「そもそもなんで、政治家がこんなイベントに参加しているのだ?」
と思われる方も多いかもしれません(※今回はノーギャラです)。
たまたま知り合いが主催でご縁があったということもありますけど、やはり一人でも多くの人に
「政治・政治家を身近に感じてもらいたい」
「『政治家』というキャリアもあり得ることを知ってほしい」
ということと、今回のイベントテーマっぽく言えば
「夢に挑戦する人が一人でも増えて欲しい」
ということが、その理由になるでしょうか。
私の本日のプレゼンの中でも触れさせていただきましたが、ある民間会社が行った「日本人の夢調査」というものによると
「日本人が夢を諦める平均年齢は、24歳」
だそうです。
これは非常に説得力のある数値です。
社会人も3年目になり、仕事も一通りこなせるようになってきた。
会社の中を見渡せば、だいたい◯年後にこのポジション、というのもわかる。
人によっては、自分の「限界」を感じ始めるのもこの頃かもしれません。
「独立起業して自らビジネスをやりたい」
「3年くらいしたら、海外に飛び出て世界で働きたい」
「選挙に立候補して、政治家になる!」
そんな夢を口々に言っていた学生たちが、
「自分のやりたいことは案外、この会社でも実現できるんじゃないか」
「それなりに評価もされているし、リスクを取る必要はないな」
「もうすぐ結婚するかもだし、家族を守ることが一番大事!」
と、現実に折り合いをつけ始めるわけですね。
何もすべての人が夢に挑戦するストイックな社会である必要はありませんが、私個人としてはやはり日本には、もう少しチャレンジャーが増えるべきだと感じています。
特にこれからの時代、1つの会社や資格で生きていくことは、ますます難しくなるでしょう。
その対策が転職・起業などの手段であるとは限りませんが、一つの安定した組織によりかかるのではない選択肢を若い世代には常に持っていて欲しいと思います。
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とまあ、このようなイベントでの講演依頼も受け付けておりますので、私でお役に立てることであればぜひご連絡くださいませ。
おときた駿への講演・執筆・取材依頼について
http://otokitashun.com/offer/
そろそろ雨が病んで欲しいところですねえ。
それでは、また明日。
おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 31歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。
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