新年明けましておめでとうございます!
昨年12/14のプロジェクト立ち上げから半月と少しを経て、本プロジェクトは目標金額の2,500万円を超えた今も、多くの方々にご支援をいただき、2,850万円近くになるご寄付をいただいています。改めて、皆さんのご支援に深く感謝すると同時に、ご寄付に込められた想いの深さに身の引き締まる思いです。(目標を超えた部分に関しては、課題を抱える生みの親の縁組後の継続的ケア等に、活用させて頂きます。一切無駄にはしません。)
さて今日はご支援頂いている皆さんに、ロゴの発表です。
昨年より僕達はどんな事業を創りたいのか、どんな社会を実現したいのか、そのシンボルマークとなるロゴについて議論を重ねていました。
そのロゴが完成しましたので、ぜひご紹介させてください。
僕たちの赤ちゃん縁組事業のロゴが、こちらです!!
・中央の赤ちゃんは、僕たちが助けるべき対象である、赤ちゃんです。
・そして中央の赤ちゃんを囲む三者は「生みの親」「育ての親」そしてフローレンスを含めた「社会」。
・この三者が、互いに助け合って、赤ちゃんを救い、育んでいこうよ、という思いを込めました。
・三者はそれぞれ、片方の目が隠れています。これは、三者とも完璧ではないことを示しています。生みの親は深刻な課題を抱え、育ての親は子育て初心者だし、社会は子どもの虐待を救うにはまだまだ制度も弱い。それでも、三者で支え合うことで、赤ちゃんを救い、育めるんだ、という思いが込もっています。
・三者で丸を作っていますが、この丸は日の丸にも繋がっています。僕たちの日本で、赤ちゃんの虐待死を根絶するんだ。そんな誓いも込めてみました。
このロゴは、これまでフローレンスが立ち上げてきた事業のロゴをずっと作り続けてくれている、僕の大学からの大切な友人であり、すばらしいイラストレーターである、大野 舞さんに制作してもらいました。
このロゴの制作のディスカッションを通じ、改めて僕たちが立ち上げる事業の姿、実現したい社会のイメージが具体的になってきました。今後も事業の進捗状況や活動についてご報告していきますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
*クラウドファンディングは継続中です。赤ちゃんの虐待死ゼロのムーブメントの一員になって頂けたら嬉しいです。
https://readyfor.jp/projects/akachan-engumi
編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2016年1月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。