GEPR更新のお知らせ(2月22日)・GMOシンポ

アゴラ研究所の運営する環境問題・エネルギーのバーチャルシンクタンクGEPRはサイトを更新しました。

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今週のアップデート

1)シンポジウム 遺伝子組み換え作物は危険なのか?

アゴラ研究所は第5回シンポジウム「遺伝子組み換え作物は危険なのか」を2月29日午後6時30分から、東京都千代田区のイイノホールで開催します。環境、農業問題にも、今後研究の範囲を広げていきます。ぜひご参加ください。重要な問題を一緒に考えましょう。

2)【シンポ関連】遺伝子組み換え作物の七不思議

シンポジウムに参加する小島正美さん(毎日新聞社生活報道部編集委員)の論考です。この問題をめぐる不思議な混乱を、分かりやすく7つに分類しました。考える契機に

3)【シンポ関連】遺伝子組み換えは農薬ではない

シンポジウムの司会を務める、アゴラ研究所の池田信夫さんの論考です。農薬を増やすという誤解に的を絞って、取り上げています。

4)韓国での不気味な核武装論の台頭

こちらはエネルギー問題です。原子力は発電と軍事利用は、日本では分離されているものの、世界では一体で動いています。原子力産業の成長を遂げた韓国で、核武装論が台頭しています。その問題を整理しました。

今週のリンク

1)エネルギー大競争時代、「やまがた新電力」が示す経済性以外の可能性

日刊工業新聞ニュースイッチ2月22日。今年4月の電力小売り自由化をにらみ、再エネ中心のビジネスが山形で立ち上がっています。これは電力自由化、再エネ振興策のプラスの変化です。

2)電力自由化、仁義なき戦い 東京電力が東北電力エリアの新潟に進出!? 柏崎刈羽原発再稼働の切り札か?

産経新聞2月22日記事。電力小売り自由化を控え、東電が原子力施設を持つ新潟に進出の意向です。さまざまな新しい動きが同時進行中です。

3)一向になくならない「風力で原発・基分」という誤解・曲解に満ちた報道

政策家石川和男氏。2月19日ブロゴス記事。風力発電計画を伝えた日経新聞の19日の報道。設備10基分としていますが、発電能力が違うためにこの表現は誤りという指摘です。なぜ誤りが繰り返されるのか不思議です。

4)北の核実験が呼び覚ました韓国の核開発論議

ニューヨークタイムズ2月20日記事。原題は「After Tests in the North, Conservatives in South Korea Call for a Nuclear Program」。韓国で始まった、原子力技術の核兵器への転換の議論。状況を整理した論考です。その実現可能性は少ないものの、注意して見るべきでしょう。

5)原発避難、住民票残したまま定住多数 復興計画に影響も

朝日新聞2月21日記事。福島原発事故、約5年が経過して定住が増えているという記事です。残念ながら、帰還よりも現在の生活再建の方が大切です。この流れは止められないでしょう。