私は生まれ故郷である岐阜をこよなく愛しています。
今日は岐阜のアイデンティティである「方言」について書こうと思います。いきなりですが問題‼️
次の言葉の意味を答えなさい。
①けった
②ビーシ
③机をつる
④まわしをする
⑤風呂をうめる
皆様はいくつ分かりますか?
①けった=自転車
言わずもがなな代表的な方言ですが、最近はあまり使わないらしいです。忘れもしない、岐阜を離れて大学初日。「けった、取ってくるわ。」しかし、香川県出身の友人の頭には?マークが浮かんでいました。これはまさしくカルチャーショックでした。「けった以外になんて言うんだ⁉️」と本気で思いました。
②ビーシ=模造紙
模造紙なんて言葉、京都で生まれて初めて聞きました(笑)ちなみに、ビーシ=B1サイズの紙が語源のようです。
③机をつる=机を運ぶ
学校で掃除する際によく使います。机を教室の隅に寄せて床掃除する場合、先生は「ハイ!みんなで机をつって!」といいます。
④まわしをする=準備をする
出かけるときに「まわしできたか?」と使います。相手が女の子でも使います(笑)
⑤風呂をうめる=水を入れて風呂を適温にする
嫁さんに「私は使わない」と言われ、調べてみると標準語でした(笑)
あくまで20年前のことです。今も使われているかはわかりません。私は岐阜を離れた期間が長く、すっかり言葉は混ざってしまいましたが、やはり故郷の言葉を聞くと落ち着きます。
ちなみに、番外編、恩田家(世帯主:私)の方言。
⑴つまぐる
=つまみぐいをする=転じて、試食コーナーに行くこと
⑵半額まつり
=スーパーのタイムセール
とことん庶民ですいません(笑)
恩田聖敬
恩田 聖敬(おんだ・さとし)
1978年(昭和53年)岐阜県生まれ。京都大学大学院卒業後、2004年複合レジャー施設「JJ CLUB 100」を運営するネクストジャパンに入社。2009年には取締役就任。その後グループ会社であるアドアーズの常務取締役として全国のゲームセンター店舗を回り、希望退職を実施し、大規模な改革を行う。親会社のJトラストでM&A等を担当した後、14年4月に岐阜フットボールクラブの代表取締役社長に就任。サービス業の経験と、会社管理の経験をフルに活かし、サッカービジネスにエンターテイメントの要素を導入も、社長就任と同時にALS(筋委縮性側索硬化症)を発症。病を公表後も社長業を続投したが、15年11月末の公式リーグ最終戦を以って病の進行により、止む無く社長を辞任。
この記事は、岐阜フットボールクラブ前社長、恩田聖敬氏のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年2月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。