先日、ブログにてこんな調査をしたことをお伝えしました。
地方議員初？動画のクリエイティブ調査をやりました – 愛知豊橋・長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/160309.html
実は、この調査で質問の枠に１問余裕ができたので、最後にこんな質問をしました。
最後の質問です。
ご覧くださった動画は気になさらず、「豊橋」と聞いて、思いつく言葉（ヒト・モノ・コトなどやイメージ）があれば、教えてください。
※思いつくものが複数ある方は、1つの欄に1つずつ記入してください。
※思いつくものがない方は1番上の欄に「特になし」とご記入ください。
この結果が、思った以上に興味深かったので、まとめました。 まず、調査に答えてくださったのは、こんな方たち430名です。
調査対象： 豊橋に縁や訪問経験のない、首都圏（1都3県）在住の20代～60代男女430人
- 割付： 20代 30代 40代 50代 60代 x 男女、各43人
- インターネット調査会社（株式会社マクロミル）の登録モニター
- その他： Youtubeを操作できる人、動画関連の職業排除
自由記述の質問でしたが、回答ごとに人数をまとめました。 それがこちら！
まずは、10人以上のもの
- 203人・・・「特になし」（どこかわかならい、何があるかわからない、思い浮かばないなど含む）
- 70人・・・ 「愛知」「あいち」など
- 30人・・・ 「自動車」「車」「トヨタ」など ←
- 29人・・・ 「新幹線」「駅」など
- 13人・・・ 「花火」「手筒花火」など（うち、手筒花火4人）
そして、5人以上のもの
- 9人・・・ 「工業」「工場」「産業」など
- 9人・・・ 「路面電車」（「市電」はゼロ）
- 8人・・・ 「ちくわ」「竹輪」
- 6人・・・ 「稲荷」「いなり」など ←
- 6人・・・ 「城」「吉田城」など
- 6人・・・ 「自然」
- 5人・・・ 「田舎」「いなか」
- 5人・・・ 「サーフィン」
- 5人・・・ 「筆」（「豊橋筆」はゼロ）
- 5人・・・ 「カレーうどん」（「うどん」単体はゼロ）
詳細は以下URLに、全回答をそのままに掲載しています。
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さて、この結果がおもしろい点、それは豊橋市役所が過去に行った同様の調査と、かなり違う結果が出ているということです。
豊橋市役所の調査はこちら。
豊橋市イメージアンケート調査
- 全国調査・・・ 東海4県以外に在住の20歳以上の男女300人
- インターネットにより調査を実施
豊橋市イメージ（10 ％以上）｜全国｜自動車輸入港 12.1%
豊橋市のイメージは、全国調査では「自動車輸入港」が最も多く、
いやいやいやいや・・・、長坂調査では「港」と答えた人はひとりもいませんでした。
もちろん、調査設計がちがうので一概には比べられません。
- 豊橋市の調査は、全国＝東海4県以外。 長坂調査は首都圏（1都3県）のみ
- 長坂調査は、豊橋への訪問経験や縁のある人（親類が豊橋在住など）を除外
- 長坂調査は、事前にプロモーション動画を見てしまっている（バイアス有り）
など。 しかし最も大きな違いは、
- 豊橋市の調査が選択式、長坂調査は自由記述
ということでしょう。
正直、イメージ想起の調査を選択式で行うのは、ちょっと信じられません。
参考までに、「東海」の結果から読み取れる他の選択肢について、長坂調査では、下記のようになりました。
- 路面電車・・・ 9人
- ちくわ・・・ 8人
- 豊橋カレーうどん・・・ 5人
- 手筒花火・・・ 4人（「花火」を含むと13人）
- のんほいパーク・・・ 4人（「動物園」「しろくま」含む）
- 農業・・・ 1人
- アカウミガメ・・・ 0人
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豊橋市では、「ええじゃないか豊橋推進計画」という名称で、 シティプロモーションが進められています。 上記の豊橋市調査も、その参考資料からです。
しかし、プロモーション戦略の前に、もう一度、外の人からの今の豊橋のイメージ、立ち位置、ポジショニングを、もっと精度高く捉えることが必要なんじゃないかと感じました。
では！
プロフィール
長坂尚登｜1983年愛知県豊橋市生まれ。
地元の時習館高校卒業後、東京大進学、コンサルティング会社で働き、10年間東京で過ごす。2012年にUターンし、商店街マネージャーとして、豊橋のまちなかを奔走。2013年から内閣官房より地域活性化伝道師を拝命。
2015年商店街マネージャーを退職し、豊橋市議に立候補。新人トップ当選で、現職（無所属）フェイスブックページ
