昨日の報道で渡辺喜美さんがおおさか維新の会に入党し、全国比例で出馬することを知りました。
「民主でも自民でも無い、第三極の政党をつくろう!」と誘われ、みんなの党から出馬を決意してはや6年。思えば、本当に色々な事がありました。
みんなの党は既に無く、当時の同僚たちは完全にバラバラです。
昔の仲間たちが、ついこの間まで強く批判していた政党に頭を下げて入れてもらう・・・ということは日常茶飯事になり、もう驚きも何も感じなくなりました。
誓約書も合意書も「破るのが常識」という政界。仁義もへったくれもありません。とにかく自分の当選(再選)のためなら何でもやる。
そして、気に食わないことがあれば、全てを相手やライバルのせいにする。自分は後ろに隠れながら、他の人間(利害関係や金が絡んでいることが殆どですが)を使って批判をする。事実無根の誹謗中傷は当たり前。
思えば、渡辺さんが失脚したのも、週刊誌の記事が原因でした。私は8億円事件に関しては無実を信じ、当初からそう訴えてきたので、不起訴処分となった時は素直に嬉しく思いました。
渡辺さんは、苦難を乗り越え、このたび一兵卒として再チャレンジするとのこと。
その姿には敬意を表しますし、今後益々ご活躍されることを期待しております。
編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、参議院議員の松田公太氏(日本を元気にする会代表)のオフィシャルブログ 2016年5月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。
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