小さな市町村に官僚らを派遣する「地方創生人材支援制度」で、鹿児島県長島町に派遣されてから早くも1年が過ぎた。制度上の任期は2年。折り返し地点を過ぎたことになる。
「井上さんがいなくなった後は、どうなるのか?」
最近、毎日のように聞かれる質問だ。先日、<地方創生。「水戸黄門」依存から脱却を!>という記事の中で、以下の2つの答えを書いたが、
■1つは、続けるための「仕組みをつくる」こと。
■もう1つは、町民とりわけ役場職員が続けるための「リーダーシップを持つ」こと。
自分自身にとっては、もう1つ重要なことがある。
◆それは、何らかの形でずっと関わるということ。「任期が終われば、はい終わり」という関わり方はしたくない。「はい終わり。」という関わり方では、町民や、一緒に仕事をしてきた仲間たちに失礼だし、信頼につながらないからだ。
そして、自分自身の成長にもつながらない。うまくいったことだけではなく、いかなかったことをしっかり検証して、反省して、考えていかなければ、いつまでも表面的なことで終わってしまう。
だから、僕はこれまでも、赴任した愛知県を始めお世話になった地域にはその後も何度も顔を出してきたし、昨年度も前職に関係する国際シンポジウムにも出席してきた。
もちろん、長島町においても、そうするつもりだ。
「任期が終わり、そこから新たな一歩が始まる」のではないか。
【もっと知りたい!】
井上さんがいなくなったあとは、どうなるの?
地方創生。「水戸黄門」依存から脱却を!
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68534164.html
Be a player!
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68534970.html
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<井上貴至(長島町副町長(地方創生担当)プロフィール>
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「公私一致」という働き方
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68507744.html
編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2016年5月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。