長島大陸のさまざまな地方創生の取組の中で最も注目を集めているのが、やはり「ぶり奨学プログラム」。
高校や大学のない町において、卒業後地元に戻ってくれば、返済を全額補てんするものです。出世魚で回遊魚の「ぶり」にちなみ、「成長して戻ってきて」という願いを込めました。
①信用金庫(鹿児島相互信用金庫=そうしん)と提携していること
②補てんする原資を行政だけではなく、町民や町の事業者が負担していること
③特定の業種だけではなく、全ての町民を対象としていること
という3つの大きな特長があり、産官学金労言が連携した持続可能な仕組みです。
詳しくはこちら
●地方創生の鍵は、信用金庫にあり!
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68516811.html
●日本の高等教育に大きなうねり「ぶり奨学金」
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68492971.html
「ぶり奨学プログラム」自体も非常に画期的な仕組みなのですが、ぶり奨学プログラムをつくったことで様々な取組が広がってきました。
例えば、
●「ぶり奨学プログラム」+「長島大陸食べる通信」 → 全国初!辻調理師専門学校との提携
●「ぶり奨学プログラム」+「獅子島の子落とし塾」 → 全国初!Nセンターの活用
という具合です。
そして、「そうしん」と提携することで、また一つ大きな動きが生まれました。なんと今年の「そうしん」のCMは、長島町が舞台。長島の子供たちがぶりを持って笑うシーンが鹿児島全県で放送されています。
皆様見てくださいね♪
昨日、慶應義塾大学の玉村先生(たまさん)、役場教育総務課、地域おこし協力隊の神明竜平君、そして「そうしん」の皆様と毎月定例の「ぶり奨学プログラム」に関する打ち合わせを行いました。
その中で話題になったのが「ぶり就職・起業支援事業」。
日頃から地域の事業者と密に接している「そうしん」には、(役場以上に)さまざまな事業者の求人情報が集まります。それらの情報をぶり奨学ローンの利用者に適切に提供することで、地元に帰りたい利用者と人を雇いたい事業者を「マッチング」することができるのではないか。
「ぶり奨学プログラム」の、そして地域の信用金庫だからこそできる新たな展開です。
長島大陸の地方創生の取組はパクリ大歓迎。皆様の町でもぜひ「ぶり奨学プログラム」の導入を。長島町のように寄付金が集まれば、行政の負担もありません。
★もっと知りたい!ぶり奨学プログラム
地方創生の鍵は、信用金庫にあり!
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68516811.html
日本の高等教育に大きなうねり「ぶり奨学金」
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68492971.html
<もっと長島大陸と関りたい!>
大陸の素晴らしいものを直送します。「長島大陸市場」
http://nagashimatairiku.com/
かっこいい長島をお届けしたい!長島大陸食べる通信。
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68480758.html
長島大陸の地方創生の象徴:「食べる通信」編集会議に参加してみませんか。
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集え!大学生~できるまで帰れません!~
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田舎暮らしはキャリアアップ!長島大陸で働く仲間を募集中。
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68471295.html
JR博多シティ「くうてん」長島フェア絶賛開催中(~6月23日)
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68547276.html
<井上貴至(長島町副町長(地方創生担当)プロフィール>
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68458684.html
「公私一致」という働き方
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68507744.html
編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2016年6月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。