19歳から24歳の5年半、杉並区民でした。
その杉並区が、公園での保育所設置について揺れています。
この件については、フローレンス・駒崎弘樹さんの記事が、とてもよく調べられていて、丁寧でしたので、紹介します。
駒崎弘樹:Hiroki Komazaki@Hiroki_Komazaki ◎杉並区の保育園反対運動に関する、実務家からの考察
メディアが分かりやすく現状を解説してくれているので、僕は保育園運営の実務家として「どうしていったら良いのか」をお話しします。
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さて、私は6月6日(月)の豊橋市議会で、次の3つを質問しました。
質問と、市役所からの回答(答弁)を要約すると、こんな感じです。
昭和33年度から51年度の19年間、現在より10校少ない42校であったが、通学距離に問題なかった。
(最も体力がない小学校1年生だと、昭和26年度から昭和45年度生まれ、現在およそ64歳から45歳の方々の時代。 団塊世代の終わりから、団塊ジュニアのはじめまで、という感じ)
うち19校が、適正規模を下回る学級数11クラス以下。
(適正規模は、12~24学級)
現在の児童数21,041人を42で割った、500人でも、適正規模の範囲内。
今度の児童減少を踏まえれば、どちらがより望ましいかは明らか。
うち3歳以上が10,589人で、3歳未満が9,988人。
豊橋市の保育園・認定こども園・幼稚園を合わせた保護者負担の総額は、22億5千万円。
入園率は、3歳以上が97.3%、3歳未満が26.4%。
そのうち、3歳以上の10,589人の62.5%が通う保育園・認定こども園等(一般の私立幼稚園を除く)の総額が約12億円(そして、12億円の半分は6億円)。
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さて、こちらは杉並区の児童数と学校数の推移です。
– https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/013/353/kyoikuvision1_5-1.pdf
少し前データで、平成22年度までのものですが、杉並区でも昭和30-40年代には3万人を超えていた児童数が、平成22年度時点で半数以下の17,901人にまで減少しています。
平成22年度時点で、1校あたりの平均児童数は416人であり、杉並区では、豊橋市よりも早く、小学校の統廃合を検討しはじめたようです。
豊橋市でも、6月8日の議会で堀田議員の質問に答え、教育部長が、「統廃合を含めて検討」と明言されました。
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ふと思ったのですが、
いちねんせいになったら
いちねんせいになったら
ともだちひゃくにんできるかな
できません。
1学年100人=6学年で600人以上になるには、杉並区なら平成22年度時点で、13校少ない29校以下に。
豊橋市なら、平成28年度現在で、現在の52校より18校少ない、34校以下でないと、平均でも1学年100人以上になりません。
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豊橋市は待機児童ゼロということで、今のところ保育所施設は足りているということですが、小学校跡地を保育園に転用することはできないのでしょうか。
では。
愛知豊橋・長坂なおと のblog より
プロフィール
長坂尚登|1983年愛知県豊橋市生まれ。
地元の時習館高校卒業後、東京大進学、コンサルティング会社で働き、10年間東京で過ごす。2012年にUターンし、商店街マネージャーとして、豊橋のまちなかを奔走。2013年から内閣官房より地域活性化伝道師を拝命。
2015年商店街マネージャーを退職し、豊橋市議に立候補。新人トップ当選で、現職(無所属)フェイスブックページ