オバマ大統領が任期中に改善しようとした様々な問題のうち主要なものである、同性愛者の人権擁護、イスラム過激派(特にISIL)の根絶、そして銃規制。
12日のフロリダでの銃乱射事件は、これら全てに対する反動が凝縮されて生起したものという印象を受けます。
お亡くなりなった50人の方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、負傷された皆様の一日も早いご回復をお祈りしております。
犯行のあったオーランドでは、2日前に女性歌手クリスティーナ・グリミーさんが銃撃を受け亡くなるという事件があったばかりでした。子どもの頃に何度か訪れ、私の家族にとって夢のような思い出があるリゾート地で、このような悲劇が続いたことに大きなショックを受けています。
どんな人種も、どんな宗教も、どんな家族構成も、どんな信条も互いに認め合い、尊重できる、多様性に富んだ社会を築きたいという思いが私にはあります。
広島でオバマさんは「私の生きている間には達成できないかもしれないビジョンだ」と核廃絶について語りました。その通りだと思います。しかし、それでも諦めず、一歩一歩進まなければ、人類の発展はないと思います。
編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、参議院議員の松田公太氏(日本を元気にする会)のオフィシャルブログ 2016年6月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。