今日は父の日ですね。皆さんは如何お過ごしですか?
私は昨夜、父の日のお祝いもかねて、横浜で食事をしました。
松田公太不出馬に一番落胆していたのは父のような気がします。
振り返ってみれば、私が銀行に就職すると言った時に「公太は銀行より商社向きだと思う。銀行はやめたほうがいい」と言われ、
起業すると言った時は「起業は甘くない。安定した銀行員でいるべきだ」と言われ、
出馬すると言った時は「お前のような性格で政治家になったら絶対につぶされる。やめなさい」と言われました。
そして、数か月前に「出馬しない」と打ち明けた時は「せっかくここまでやったんだ。元気会ででも、話がきている政党に行ってでも、出馬するべきだ!」と。
20年ほど前に亡くなった母とは真逆で、子どもの頃から私のやることに賛成してくれたことがありません。以前はそんな父に「理解してもらえないな」と不満を感じていたこともありました。
しかし、今となって考えれば、そのお陰で私の「極力公平に、両サイドから物事をみる」という性格が形成されていったのではないかとも思います。
(そう言えば、父の名前は「公平」で、私の名前はその父の一字「公」と、祖父の一字「太」を組み合わせてつくった名前だと聞きました)
因みに、昨日はこんな本を「読みなさい」ともらいました。
親というものはいつまでたっても、子どもが心配なんでしょう。
皆さんも良い一日を!
編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、参議院議員の松田公太氏(日本を元気にする会)のオフィシャルブログ 2016年6月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。
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