7月10日の参議院議員選挙で、子育て支援に熱心な候補者を教えてほしい、という依頼を何人かの方から受けたので、ご紹介したいと思います。
ただし、以下に列挙する方々は僕が「直接会って、話したことがある人」だけです。
実際は熱心なのだけど、たまたま僕が知らなかったりお会いできなかったりしている方はいますので、
その辺りは差し引いてご判断ください。
谷合正明(公明党 全国比例)
超党派イクメン議員連盟の共同議長。ご自身も4児(!)の父です。
イクメン増加は成長戦略だ!と語ります。( http://toyokeizai.net/articles/-/38920 )
重症心身障害のあるお姉さんがいることから、福祉には非常に熱心で、難病対策にも力を入れています。さらに、休眠預金を活用し、子どもの貧困を解決しよう、と尽力されています。( http://blogos.com/article/153085/ )
公明党の議員さんは、よく勉強されていて、子どもの問題に熱心な方が多いのですが、その中でも若手のエース的存在。個人的には、10年後くらいに公明党党首になって頂きたいですね。
林久美子(民進党 滋賀選挙区)
子ども・教育関連をライフワークとされているママ議員。フリースクール法案や養子縁組あっせん法案等に関わり、
厳しい環境にある子どもたちのために、常に何ができるか考えていらっしゃいます。
夫が自民党の世耕弘成官房副長官ということで、プライベートも超党派ですが、仕事においても党を超えて、子どもたちのために頑張っています。
長谷川岳(自民党 北海道選挙区)
よさこいソーランを作った社会起業家。彼は総務省において「働き方改革プロジェクト」を率い、省庁の非効率な
働き方を変え、特に子育てしている職員が力を発揮できるよう、尽力しました。
僕はその総務省働き方改革プロジェクの委員をさせて頂きましたが、保守的な風土の省庁の中で、何とか前に進めて
いこう、という長谷川政務官の姿を頼もしく思った記憶があります。
斉藤よしたか (民進党 愛知選挙区)
僕もキャンペーンを行った給付型奨学金について、彼は長年取り組んでいており、参考データなども快く提供くださいました。
また、小規模認可保育所制度ができたのにもかかわらず、厚労省が公的保険をつけることを怠った案件(それによって小規模保育所の安全性が損なわれる)があったのですが、それに対し機動的に動いてくださり、結果として認可保育所同様の、公的保険がつくようになった、という地味に大切な功績もありました。
本旨と関係ありませんが、WEBのデザインがすごく良くて、政治家WEBの中では、小泉進次郎サイトに並ぶクオリティの高さだと思います。
以上、僕が実際にお会いして話したことのある、子ども・子育て支援に熱心な参議院議員候補者たちでした。
10日の投票の参考になれば、幸いです。
編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2016年7月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。