米国で年収1000万円になれる職、トップ10

1000万

日本で1000万円プレーヤーと言えば、憧れの年収クラスですよね。米国でも、1000万円に相当する10万ドル以上の年収がひとつの分岐点となり、ゼロが6つある事情からsix digits/figuresと呼ばれています。医者や弁護士以外の職業では、米国でどんな職に就けば1000万円以上すなわち10万ドル以上の年収を得られるのでしょうか?就職・転職情報サイトのグラスドアが教えてくれます。

10位 医師助手
求人数:3,499件
年収中央値:10万392ドル
基本年収中央値:10万ドル

9位 看護師
求人数:6,784件
年収中央値:10万1,600ドル
基本年収中央値:10万ドル

8位 地域セールス・エクゼクティブ
求人数:345件
年収中央値:10万3,500ドル
基本年収中央値:6万5000ドル

7位 採掘エンジニア
求人数:117件
年収中央値:11万6,500ドル
基本年収中央値:10万6,880ドル

6位 地球物理学者
求人数:117件
年収中央値:11万9,380ドル
基本年収中央値:10万9,864ドル

やはり、日本と同じく医療系が強いです。原油安の影響でリストラが相次ぐエネルギー関連も、ランクイン。地球物理学者という気象、自然現象を解明する分野が登場するとは、地球環境への関心の高まりを感じさせます。営業部門も健闘し、エリアマネージャークラスで1000万円もとい10万ドルを超える事実が判明しました。5位以上は、以下の通りです。

5位 特別捜査官
求人数:85件
年収中央値:12万5,000ドル
基本年収中央値:12万1,000ドル

4位 歯医者
求人数:1,952件
年収中央値:12万9,968ドル
基本年収中央値:12万5,000ドル

3位 パイロット
求人数:116件
年収中央値:13万4,000ドル
基本年収中央値:12万ドル

2位 ソフトウェア・アーキテクト
求人数:642件
年収中央値:13万9,000ドル
基本年収中央値:13万ドル

Xファイルで有名なモルダーとスカリー、命を賭けて任務にあたるだけに10万ドルを稼いでいたのですね。

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(出所:Dailymail

歯医者やパイロットは納得の年収として、注目はソフトウェア・アーキテクト。テクノロジー系で唯一上位に入ったこちら、「米国で最も稼げる職業」ランキングでも上位に食い込んでいましたね。

そして、栄えある1位は・・?

1位 石油/天然ガス工学者
求人数:23件
年収中央値:14万3,000ドル
基本年収中央値:12万5,000ドル

原油先物が2年前から半値以下で推移しようが、エネルギー関連職は強し。今回のトップ10で2つも制してきました。トランプ米大統領が誕生すれば石油・石炭産業の再興を公約に掲げるだけに、求人件数も増える公算大だったりするのかもしれません。

(カバー写真:Flazingo Photos/Flickr)


編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2016年7月18日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださった安田氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。