ケンブリッジ飛鳥と謝蓮舫では好感度が違う

八幡 和郎

蓮舫VSケンブリッジ

400mリレー決勝で日本チームが二位になるというサプライズ。そのアンカーはケンブリッジ飛鳥さん。ジャマイカ人の父と日本人の母のあいだにジャマイカで生まれ大阪育ち。現在の法律では二重国籍だったのが日本国籍を選んだということか。 

詳細はネットでは出てこない。日本名はケンブリッジ・飛鳥アントニオか?ジャマイカ名は、アスカ・アントニオ・ケンブリッジとwikiの英語版には書いてある。飛鳥アントニオ、略して飛鳥という名を親がつけて使っていてくれることが嬉しい。 

日本的な名をどこまでも使いたくなさそうな蓮舫さんとは大違い。蓮舫氏が政治家として蓮舫というファーストネームだけで通すのは、不真面目だし、18歳まで中華民国だけの国籍の謝蓮舫だったのが、日本の政治家になったのななら、せめて本名である村田蓮舫で活躍して欲しい。

ツイッターでもrenho_sha、フェイスブックでは蓮舫(謝蓮舫)では、なんか日本名をなにがなでも避けたいとイメージされても仕方あるまい。 

同じ帰化人代議士でも、亡くなった新井将敬は、娘さんにケンブリッジさんとたまた同じ飛鳥という名をつけていた(蓮舫さんの子供の名は翠蘭と琳だ。琳はアキラでなくリンと読ませている)。

もちろん、日本的な名前にばかりこだわらないが、それなら、別のところで日本人としての誇りとか愛情とか証しを示して欲しいが、まったくそうしないのが不思議だ。 

孫正義さんだってソフトバンクで海援隊の旗印をロゴに使って、近代日本国家への愛着をそれとなく示してくれて嬉しい。 

欧米では、そもそも、移民国家だから、いろんな言語の名前があるが、読み方だけは英語風とか、同じ語源の英語名にするケースも多い。アルザス出身の指揮者で生まれたときはドイツ人、第一次世界大戦でフランス人になって、ボストン交響楽団で活躍したフランス語名シャルル・ミュンシュは,ドイツではカール・ムンクだったし、アメリカではチャールズ・マンチと呼ばれていた。 

スミスさんというアメリカ人は、ほとんどドイツ系シュミットさんだ。オランダ系のルーズベルトは、もともとはローゼンベルツ、ギリシャ系のアグニュー副大統領は、アナグノストプロス、ジーンズを発明したリーバイスさんはフランス人レビさんだ。 

やはり帰化したら、まったく日本名にしなくても、なにがしか、日本風のものをいれてもいいのではないか。ラモス瑠偉だっていいのである。まして、政治家はそうだし、わざわざ、村田蓮舫と本名なのに、頑なに、蓮舫だ、謝蓮舫だということで通すことは華人としての意識が日本国民としてより優先していることを拳を上げて強調している趣だ。 

ちなみに、私は、夫婦別姓の問題も含めて、名前は、正式の名前と、通名をきちんと登録公開して分けたらどうかという意見だ。夫婦別姓はミドルネームや複合姓を認めれば解決する。いかにも中国や韓国のやり方に従う現在提案されている夫婦別姓には反対だ。

ヒラリー・ローダム(旧姓)・クリントンというように、村田=謝・蓮舫とか、村田=謝・蓮舫=花子とかしたらいいのだ。それは、少子化で家名断絶、祭祀引き継ぎ不能が続出している事態を改善するという意味でも結構なことだし、外国系の人が元の名前を残すのにも役立つ。もちろん、普通には通常の氏名を使えば良い。

それから、私のフェイスブックで、この議論をやっていたら、蓮舫さんはフェイスブックでもツイッターでもブロックを気に入らない質問や意見に非常に厳しくすることで有名らしく「#蓮舫議員ブロック被害者の会」というのがあるというので笑ってしまった。

いずれにせよ、民進党の政治家は、選ぶ前に日本国家への忠誠度をしっかり確認することが義務だと思う。なかには、そんなもの、総理にでもなってから本人が対応すればいいとかいう人もいるが、無責任の極致だ。 

民進党幹部は、鳥越俊太郎氏の下半身問題を気にする議員に対して、「困ることがあったら本人が出馬するなとといわないから大丈夫」とかいったそうだが、同じ轍を踏まないで欲しい。 


※編集部より;画像はWikipediaより引用・作成