産経新聞本紙がついに蓮舫二重国籍問題を掲載に踏み切ることになりそうです(5日夜、電子版で大々的に報道)。大手新聞がこのような報道をするのは相当な確証を得てのことです。そのほかにも、まったく確認できませんが、蓮舫さんも事実を認めることに踏み切るのでないかという憶測などが永田町界隈を駆け巡っています。
鳥越淫行疑惑は週刊文春が提起し都知事選挙を動かしました。本件はインターネットメディアである「アゴラ」を通じて、蓮舫さんが野党第一党党首となるには、日本人としての自覚や日本国家に対する忠誠度が十分でないのではないかという視点からの私の論説を機に議論が盛り上がりました。そして同様の趣旨の夕刊フジ掲載の論説を掲載するに際しての蓮舫事務所への照会のなかで、もしかして、国籍が二重のままではないかという疑念が生じたことで、発展したものです。
とくに、画期的だったのは、3日(土)の蓮舫さんのテレビ出演での否定発言に対して、ネットを通じて瞬時に矛盾点が明らかになったように、次号の発売まで動きが止まる週刊誌とは違ったスピードで展開したことです。文字通り“悪を眠らさない”といった趣です。
これに蓮舫さんがどう反応するかですが、是非とも、すぐに矛盾点が明らかになるような対応をされないことを念願します。たとえば、本人は離脱の手続きが完了していないことを知らなかったというようなことをいっても、少し考えただけで、そんなはずはないという指摘はいろいろ可能です。
正直に国民にお詫びし、出直せば、蓮舫さんの類いまれな美点を政治家として活かせるチャンスは必ずあるはずです。
※画像は民進党サイトより引用(編集部)。