どんなことがあってもオリンピック・パラリンピックは成功させよう

森さんとの確執が2020年東京オリンピック・パラリンピック返上運動に火を点けるようなことがないように、今のうちに釘を刺しておく。

豊洲の問題もオリンピックの問題も、半年以内に解決することだ。
問題の根っこは相当に深そうだが、青島さんのように全部を引っ繰り返すようなことはしてはならない。

まあ、国会議員としていくつもの修羅場を乗り越えてきた小池さんだから滅多なことはしないと思っているが、誰にだって堪忍袋の緒が切れる時があるから、森さんが小池さんを怒らせるような物言いをしたら小池さんだって切れることはあるだろうと思っている。

私のブログの読者には小池さんに批判的な見解の持ち主もおられるようで、私のブログのコメント欄では結構辛辣な小池批判が飛び交っているのだが、まあ小池さんの目に触れるようなことはないだろうと思っている。

しかし、万一森さんが小池さんに向かって同じような物言いをしたら、小池さんが怒り出すかも知れないぞ、とは思っている。

どんなことがあっても、小池さんは迂闊な発言をされないことがいいだろう。
最後に決めるのは東京都知事の小池さんであっても、世論が熟すまでは滅多なことは言わない方がいい。

そんなことぐらい分かっているわ、と仰るかもしれないが、人は切れる時は案外簡単に切れるものである。

まあ、これも自戒の言葉の一つではあるが。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年10月3日の記事を転載させていただきました(アイキャッチ画像は東京オリンピック・パラリンピック組織委サイトより)。転載を快諾いただいた早川氏に御礼申し上げます。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。