ビジネス小噺 優先順位
仕事をする上で、優先順位はものすごく大切です。良く言われることですが、どんな人に対しても1日は24時間しかありません。私も例外ではありません。時間をいかに有効に使えるかが、仕事の成果を決定付けます。では、具体的に優先順位の尺度を考えてみましょう。
①私の場合:思考と入力を分離
私はケアの時間の都合上、iPadの前に座れる時間は限られています。よって、iPadを前に「何を書こう?」と考えることはしません。ブログや講演の原稿などを、複数同時に執筆して、止まったら別の原稿を書いて、ふと思いついたキーワードは書き出して、後で文章にして、とにかく手を止めないことを心掛けています。
ブログのネタや今後の展望など、きちんと考えることは、寝る前や移動時間に考えています。スピードにハンデを背負うALS患者の優先順位の付け方です。
②一般的には:緊急性と重要性
非常に良く言われることです。縦軸に緊急性、横軸に重要性を取り、仕事を分布させて右上からやろうというものです。ここで大切なことは、誰にとって・何に対して緊急・重要であるかというです。自分にとっての重要性と上司にとっての重要性は、全然違うかもしれません。結局、普段から周りと価値観合わせが出来てなければ、この優先順位の付け方は意味をなしません。気をつけてください。
③これが大切:自己完結度
どんな仕事も何かしら誰かが関わっています。その度合から優先順位をつける方法です。具体的には、以下、下に行くほど優先順位が高くなります。
自分の裁量で片付けられる仕事
↓
上司の確認が必要な仕事
↓
他部署の確認が必要な仕事
↓
社外の確認が必要な仕事
自己完結しない仕事は、相手とのキャッチボール時間を考慮して、決して抱えず真っ先に片付け、相手に確認してもらうのが大原則です。そして、相手からのフィードバックを待つ間に、別の仕事をすればいいのです。至極簡単な話です。
以上、私の思う優先順位の付け方でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
株式会社まんまる笑店 代表取締役社長
恩田聖敬
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この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年10月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。