アーリーアダプターに神様が与えてくれる「プレゼント」

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昨日は銀座でスリランカ不動産投資セミナーでした。来日中の浦田健さん(写真)と2人でスリランカの首都コロンボで開発しているホテルプロジェクトの魅力について語りました。

販売する約300室のうち、販売開始した7月から3ヶ月で1期、2期の180室が既に予約になっているそうです。残りの3期の約100室も販売開始すれば来年前半には完売になりそうです。

コロンボには今まで数回出かけて、浦田さんの案内で今回のホテルの建設現場にも足を踏み入れていますが、スリランカという国のリスクと引き換えに大きなリターンが期待できる夢のあるプロジェクトです。

新興国の不動産投資ではありますが、通常のコンドミニアム投資と比べるといくつかの違いがあります。
1.世界的な大手ホテルチェーンに運営委託するビジネスホテルで、全体の稼働率に連動して家賃収入が決まり、テナント付けの必要がない
(極端に稼働率が下がればリターンが無くなりますが、逆に稼働率が上振れすればリターンは想定以上になります)
2.ホテル側がまとめて運営するので、内装や家具・備品などの調達が必要なく、一括購入で低コスト
3.地主との等価交換で土地を調達しているので、完成後も地主は投資家と同じオーナーの立場になる
4.浦田健氏が、企画からプロジェクトを監修し、完成後の管理についても責任を持って対応する

どのホテルチェーンに委託するかは最終決定していませんが、委託先が決まってから購入キャンセルしても全額返金されますから、心配な人でもまず先に部屋を押さえてから考えることができます。

私も投資家として複数戸購入予定ですが、その最大の理由は上記のような理由だけではなく、本件が浦田さんがスリランカで手掛ける第1号案件だということです。

「アーリーアダプター」という言葉があります。今までに無かった新しい商品やサービスに早い段階から興味を持ち、取り入れていくリスクテイカーを指します。不確実な情報の中で判断するのですからチャレンジをすることによって、マーケットの神様からのプレゼント(超過収益)が期待できます。

例えば、仕事でもベンチャー企業に創業の時に入社した人と、会社が成長して上場が決まってから入社した人では、まったくリスクが異なり、それに見合った報酬体系になります。

それと同じように、もし今回のスリランカ第1号プロジェクトが成功し、高いリターンが実現すれば、第2号、第3号には、より多くの投資家が参入し、需要の高まりと不確実性の低下からリターンは低下していくことでしょう。とは言え、他責にしないで自己責任でリスクが取れる方だけにご紹介できる投資対象です。

それにしても、お会いするうちに浦田さんの風貌が段々スリランカの人に近づいていく気がするから不思議です。似たもの夫婦とか飼い主が犬とそっくりな顔だったりすることがありますが、人間というのは、一緒にいると時間が経つに連れ、周囲に同化していくものなのかもしれません。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年11月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。