私は何でもバリバリ進める方が好きだから、何かモタモタしているように見えるとさっさとチームを入れ替えたり、自分で仕事をしてしまうところがある。
仕事人間で、唯我独尊タイプだときっと周りから嫌がられるだろうと思うが、他人の3倍仕事をしようと思うと、とにかく何でもさっさと片付けたくなる。
大抵のことは他人に任せておいた方がいい結果になることが多いから、大体は何でも任せてしまうが、一旦は任せることにしたものの、今一つ仕上がりが遅いな、食い足りないな、と思うような時もあることは確かだ。
小池さんのプロジェクトチームは出だしはよかったが、イマイチだな、と思っている。
極端に遅いわけではないし、諸般の事情から止むを得ないな、と思うが、普段の私ならちょっと自分で乗り出してしまいそうなことである。
多分、仕事人間の人は同じような感想を抱かれるのではないか。
まあ、私がやったからと言って今以上に早く仕上がるわけではないだろうが、そろそろ何とかしたいな、と思うようなタイミングに差し掛かっているのは間違いない。
そのあたりの感覚を私のブログの読者の方がコメント欄に書き込んでこられた。
うん、それはそのとおりですね。
もっと早く結論を出せるようにスピードアップを図らなければいけませんね。
私は、そう思っている。
私がそう思っているからといって何の影響もないだろうが、小池応援団を標榜している私がそう思っていることが分かれば、どなたかが然るべく手を打ってくれるかも知れない。
ということで、私のブログの読者の方のコメントを掲載しておく。
参考:「豊洲移転の1年延期を最悪と見るか、止むを得ないと捉えるかで変わる小池都政の評価」の記事に対するハーデスさんの最近のコメント
一言で言えば、問題がある程度明らかなのにパラレルで動かしていないからおかしいと感じます。
問題となっている件の専門家会議が次の通りです。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/expert/多くの方はまさか3人でやっているとは思っていないでしょう。確かにこの3先生だけに頼れば(10月から)7ヶ月かかるのもやむなしでしょう。
しかし、本当に急いでいるのなら、最初に問題点を出し、それぞれの問題ごとに個別の問題点WGを設置してパラレルで動きますね。
第1回議事録を見る限りでは、地下水、地下ピットの待機、補助315号線への影響の3点と見えます。
ならばこれを5つくらいのWGにばらし、専門家会議に報告、それを専門家会議に判断、とすれば少なくとも1ヶ月は縮められますね。第1回、第2回の資料を見る限りでは1月のモニタリング結果は想定内の数字になりそうですし。次に環境アセス審議。1~2ヶ月かかるとしても、市場問題PTが終わってすぐなら、5月~6月というスケジュールになるはず。これも1ヶ月下駄はかせていますね。
知事判断。報告書を尊重するなら、一日、長くても1週間もあれば十分。だから7+工事6ヶ月で1月(冬)なのです。追加工事。6ヶ月と想定できる時点でだいたい工事内容は想定されていると思います。多分地下ピットの排水と漏出対策、及び換気工事でしょう。
しかし、排水と漏出対策の工事は、仮に移転せずに他の用途に使用するにしても必要な工事でしょう。
ならば、(モニタリングが終了した)2~3月からはじめれば良いし、それ以外に必要な工事が出れば初めてそこで入札等の手続きを取れば良い。以上の点から、本気なら遅くとも夏から秋には終わると思います。
もちろん遅れることはあるでしょう。でも、豊洲問題を本気で早期解決するための「最速」のスケジュールのはずです。
一方で実際、11月18日付記者会見資料でも、ここかしこに「遅れるかもしれない」的なことが書かれているのをみると、なら最速をなぜ示さないのでしょうか。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年11月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。