銀行の通帳やキャッシュカードが磁気不良になってATMで使えなくなることがあります。通帳には磁気を保護するカバーをつけていますが、財布に入っているキャッシュカードは、重ねたままにしていると、お財布から取り出すと読み込みできなくなるのです。
私は新生銀行のキャッシュカード(写真)をお財布代わりに使っていますが、昨日午後2時に突然使えなくなりました。ATMで読み込めなくなったので、慌ててコールセンターに電話をして再発行をお願いしました。驚いたのは再発行のスピードです。
通常、メガバンクのキャッシュカードの再発行には1週間から10日かかるとWebサイトには書いてあります。しかも店頭での書類記入をしてから書留で郵送といった手間のかかるプロセスになります。
ところが、新生銀行では店頭受取なら、2時間後に可能とのこと。その日の夕方に銀座支店に行って(17時まで営業しています)、簡単な書類に記入して、サインをしたらその場で手渡ししてくれました。使えるのは翌日からですが、それにしても圧倒的なスピードと手続の簡易さでした。まさに、今年の流行語(笑)で言えば「神ってる」対応でした。
不思議なのは、わずか2時間でキャッシュカードも新品が用意され、私の名前がローマ字でしっかり刻印されていたこと。店内に再発行手続きができる仕組みがあるようです。
今回の件で再認識したことは、キャッシュカードは現金が必要になることを考えれば、念のために2枚はあった方が良いということ。そしてそのうちの1枚は、新生銀行にしておくと、トラブル発生時の再発行がスムースだということでした。
新生銀行は店舗数は少なく、店頭で諸手続をするのは面倒です。しかし、セブン・イレブンのATMが365日24時間手数料無料で使えるので、行列しなくてもお金の引き出しができ、メガバンクより便利です。また、ご利用明細方式なので通帳に記帳しなくても毎月利用状況が郵送されてきます。
さらに残高が1000万円以上なら月に1回海外送金も無料になり、ドルやユーロの外貨口座も簡単に開設できるので、外貨送金のハブにもなります。海外不動産を購入する時は、FX会社に円で入金し、外貨の買いポジションを作って、現受する。それを新生銀行に出金して、無料の外貨送金で海外に送るという方法が現時点ではベストだと思っています。
私のように振込(こちらも月10回まで無料)、コンビニATMからの引き出し(メガバンクのようにメンテナンス時間や行列なし)、海外送金の3つしか使わない顧客は上客とは言えないかもしれませんが、利用する側からすれば、普段使いの銀行としては最高のサービスを享受できます。
なお、新生銀行とは銀行取引があるだけで利害関係はありませんので、これはステマではありません。念のため。
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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年12月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。