テスラ・モデルSに乗ってみました

福田 峰之

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テスラに初めて乗車しました。車というよりもITデバイスと言った方が理解が早いかもしれません。まず、車に乗ろうとすると取っ手がニョキと外側に浮き出てきます。また座席に座ると大きなタブレットがパネルになっていて、取り外して外にもち出せれるのかと思えば、流石にそれは出来ません。タブレットがテスラの心臓部分になっていることは間違いありません。

自動運転機能も制度がよく、高速道路等の長距離ドライブには最適かもしれません。タブレットで車の機能をコントルールし、ソフトウエアの更新はNTTドコモのインターネット回線でダウンロードすることになります。正にスマホのアプリ更新のようなイメージです。車をつくるための思考が、根本的に異なるのかもしれません。ボディーデザインは、各種あってもベースとなるシステム、車体、電池、モーター等は共通化し、開発コストを平準化させていると思われます。車体ごとのIDによって、車の状態を掌握することも出来、故障の状況もリアルタイムで確認することも出来ます。

ITチームから見ると、車の完成はこの形なんだと思います。もちろん、自動車チームから見たITは、新型プリウスプラグインハイブリットなのかもしれません。自動車という加工品は、下請け会社、系列会社から提供される多量な部品を使い、多くの人が介在し製品として確立しています。テスラはその車製造の常識を認めたうえで、異なる思想を持ち込んだと思います。

自民党IT戦略特命委員会でテスラモーターズのヒアリングを行う予定です。僕らの興味は車そのものというよりは、システム構築やサイバーセキュリティ対策、エアーによるシステム更新、車体データの利活用です。


編集部より;この記事は衆議院議員、福田峰之氏(前内閣府大臣補佐官)のブログ 2017年2月28日の記事を転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、ふくだ峰之の活動日記をご覧ください。