資産運用と食生活の「やってはいけない」共通点

明々後日の開催となる第5回世界の資産運用フェア(事前お申込みはこちら)の準備に追われる中、青山にあるフレンチレストランに行きました。

駅から離れた大通りの裏にある目立たない立地。8席ほどしかない小さなお店でしたが、すべてのお料理にシャンパンを合わせていくというマニアックなお店でした。美しく繊細なお料理(写真)が最後まで失速しない高密度の空間。資産デザイン研究所メールで今週ご紹介する予定です。

こんなグルメ情報を書くと「内藤、糖質制限やめたってよ」と早速意地悪なコメントがネット上で出てきそうですが、緩い糖質制限は今も続けています。今も、ご飯やパスタ、うどん・そば等を極力食べないようにしています。しかし、揚げ物の衣を外したりするような極端なことはしていません。お酒も、普段はワインではなくハイボールを飲むようになりました。でも、特別なお店に行った時や、どうしても飲みたいときはワインやシャンパンも我慢しないで少しだけ飲むようにしています。

青山のお店はフレンチといってもパンとデザート以外は糖質が極めて少なく、シャンパンは飲みましたが、糖質はかなり控えめだったので食事を楽しむことに集中できました。

こんな風に今までより糖質を減らすのは良いことですが、極端に少なくするのは逆効果ではないかというのが最近の考えです(言い訳ではありませんよ!)。糖質制限の専門家に言わせれば、私のような緩いやり方は邪道な方法なのかもしれませんが、無理なく続けることを優先しようと思っています。

昨日も寿司店で、最後に鉄火巻だけ数切れ食べました。この調子であと2キログラムくらい体重を落としてみるつもりです。

食生活と資産運用は似ていると思います。どちらも1つのものに偏るのではなくバランスが重要という共通点があります。資産運用でアセットアロケーションを考えるべきなのと同じように、食生活では食材のアロケーションを考えていくことが極端な偏食をするより良いと思っています。

資産運用がお金が増えれば良いというものではありません。お金とは手段であり、豊かな人生を実現することが資産運用の目的です。それと同じように、食生活も健康になりさえすれば良いというものではありません。楽しく美味しいものを食べることも健康と並ぶ豊かな人生の実現に必要な要素です。

という訳で、今日はお誘い頂いた方々と、お昼から吉祥寺まで予約の取れないお店に「登山」に出かけてきます。ご飯は極力食べないようにして、伝説のお肉をがっつりと堪能してきます。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年3月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。