念願の小型船舶操縦免許証(2級)が届きました。
四方を海に開かれた日本。古来、船は交通の中心でした。諸外国から文化や技術を伝えたのも、すべて船です。
内海の「八代海」と外海の「東シナ海」に開かれた鹿児島県長島町には、人口10,000人の町に漁師が1,200人!(全国の自治体をつぶさに調べたわけではありませんが、ひとつの自治体の人口の約12%が漁師というのは、鹿児島県ではダントツ、日本でも間違いなくトップクラスだと思います)。
その家族や、釣りなどの趣味で船舶免許を持っている人を含めれば、おそらく2,000名くらいが船舶免許を持っていたのではないでしょうか。まさに日本屈指の船文化の町です。
長島町で働いたのも、何かの縁。
3月、船舶免許の講習を受け、筆記と実技の試験に無事、合格しました。海上交通のルールや、ロープの結び方、エンジンの構造などに、歴史や技術が詰まっていて、興味深かったです。
先週、瀬戸内海の忽那諸島で少しだけ漁船を運転させていただきました。広い海で風を切り、とても気持ち良かったです。
「海賊王に俺はなる!」
これからは、自動車免許ではなく船舶免許で身分を証明しようと思います(笑)
ところで、ルフィ君は船舶免許を持っているのでしょうか??
ちなみに、無免許の場合は、30万円以下の罰金。
不携帯の場合は、10万円以下の過料です。
(自動車免許の不携帯は、通常3,000円の反則金ですから、船は高いです。)
もっと知りたい!
●キーワードは「しま・しま・しま」なぜ長島町では矢継ぎ早に政策を打ち出せるのか?
<井上貴至のプロフィール>
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68458684.html
<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち」
学生・卒業生への熱いメッセージです!
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68581524.html
<井上貴至の提言>
杯型社会に、求められること
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68619160.html
編集部より:この記事は、愛媛県市町振興課長(総務省から出向)、井上貴至氏のブログ 2017年5月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。