小池さんの次の一手を私に聞いてくる人がいるが、私には分からない。
多分、小池さんの外には誰も分からないのではないだろうか。
小池さんは直感の優れた人だから、今が動く時と思えばサッと動くし、まだ早いと思えば時が満つるまで何もしないはずだ。
あっ、その手があったか、と気付くのが凡人の凡人たる由縁で、昨日(6月1日)、小池さんが自民党に離党届を出すなどということはさすがに夢想だにしていなかった。
いい手なのか悪い手なのか、まだ判断は付けられないが、小池さんが勝負に出たことだけは間違いない。
これで小池さんは、正々堂々と自民党に勝負を挑むことが出来る。
昨日離党届を出した若狭さんと示し合わせたのかどうかは分からないが、これで都民ファーストは小池さんと若狭さんの二枚看板になるはずである。
私にとっても悪いことではない。
小池さんや若狭さんから直接依頼があれば都民ファーストの会合に顔を出せるのだが、と思っていたが、これでようやく私もそれなりに動き出せる環境が整ったようである。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年6月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。