都議会議事堂の中心で、電源難民になって悲しみを叫ぶ

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

明日の代表質問およびその後に続く委員会質疑準備のため、経済港湾委員会メンバー+会派役員の一部は深夜まで共同作業。

「代表質問」は会派を代表して行うものですから、質問登壇者のみが作成するものではありません。都民ファーストの会では部会ごとに案を練り上げて、協力して質問を作り上げていくことになります。

今回の補正予算審議は主に…というか、完全に経済港湾委員会が主戦場。より良い答弁を得るために、明日の午前中までギリギリの調整が続きます。

深夜まで議会棟にいると、「ああ、議会中なんだなあ」という実感がヒシヒシと沸いてきます。考えてみると、本格的な議会は選挙前以来となるので、随分と久しぶり。

再びこの場で活動できる機会をいただいたことに、夜中になると感謝の念が改めてこみ上げてくるものですね。

さてそんな中、異例の改選直後の臨時議会ということで、困ったことが起きております…。

現在、都議会議事堂は新会派の控室(執務室)を準備するために、ワンフロアが完全に改修工事中で、使用できるようになるのは9月の定例会前となっています。

閉会中は閑散期ですから、通常はそれで何ら問題ないのですが、臨時議会となったため控室をフル活用することになります。

するとですね…

ご覧のように、普通の委員会室が一室与えられて、それに一席ずつ議員が座って作業をしているものの、

デスクに電源がない。(ついでに電話もない)

…いやあ、これは現代においては大問題ですよ!なのでPCの充電が心もとなくなると、電源を求めて都議がウロウロするのですが、壁際にあるコンセントの数も限られている。

タコ足や延長コードを使えばいいんじゃん!と思いきや、なんと委員会室の電力そのものが足りない

「こういう使い方」が想定されていないため、コピー機やプリンターなどを設置するとすでに使用電力がギリギリのようで…。

結局のところ現在は、隣の部屋からリールで電源を引っ張ってきて(?!)、なんとか応急処置をしてもらっています。

あとデスクから内線で連絡がパッとできないのも、多数の質問項目を抱えている中ではかなり作業効率が落ちるし、ついでにいうと会議室・打合せスペースも圧倒的に不足している状況です。

うーん、臨時議会の盲点がこんなところにあったとは…!

もちろんお金をかけすぎることはあってはなりませんが、一定のパフォーマンスを担保するために、やはり勤務環境やインフラは大切だなーと痛感する日々です。

とはいえ、現在の状況は他会派も一緒。

新控室の完成を待ちつつ、しっかりとパフォーマンスを発揮していきたいと思います。

明日の代表質問は13時から、木村基成都議が登壇予定です。インターネット中継もありますので、ぜひご注目くださいませ。

都議会ネット中継
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/

それでは、また明日。

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 33歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。

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編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏のブログ2017年8月29日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。