新代表選任。言うべきことは言い、都民のために議論を尽くします

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

昨日(13日)午前中に都民ファーストの会議員総会が行われ、午後には新代表による就任記者会見がありました。

都民ファーストの会が代表交代で会見(全文1)荒木千陽氏が新代表に就任(The Page)

ここで荒木新代表から「異議を唱える議員もいた」と説明があった通り、私は今回の選考プロセスには疑義があり、現段階での代表就任には賛成できない旨をはっきりと主張いたしました。

組織を混乱させる意図は一切ありませんので、ここで仔細を明らかにすることは差し控えますが、

「情報公開」
「開かれた都政」
「ブラックボックス打破」

を掲げてきた都民ファーストの会として、もっともっと都民の期待に応える望ましいやり方があると強く思っていますし、それが都民の信託を受けた我々の役割だと思います。

また、私からは今日の総会での発言に加えて、組織運営について議論や検討を求める申入書を新代表および一部役員の方々に提出をさせていただきました。

こちらも、現時点で内容を詳らかにすることはしませんが、情報公開や意思決定プロセスについての議論を深めて欲しいという強い思いから作成したものになっています。

生まれたばかりのこの組織においては、率直に議論を重ねて改善していくことこそ、永続的に東京大改革を進めていくのに必要なのだと確信するものです。

何より、総会を受けての記者会見では新代表自身からも、

「様々な異論が出るのは喜ばしいこと」
「代表選考方法や党の運営方法についても整えていく」

旨の発言がありました。

しかし意見が出ない政党よりも意見が出るほうが私は健全であるかと思っております。これは大変喜ばしいことで、私も政治の現場に長くおりましたけれども、現場をいろいろと見させていただきましたけれども、やはり総会の場などで意見がなかなか出ないような部分も多く見ておりました。これが常であったと私は考えております。ぜひ都民ファーストの会においては自由闊達に意見をぶつけ合いながら、またこの代表に関しましても選考方法、そして党の運営についても私、新代表の下でしっかりと形作っていけるように努力をしてまいりたいと思っております。(引用元

積極的かつ活発な議論と改善か行われることを切に期待し、また働きかけを続けていきます。

都議会議員は知事のイエスマンでも、政党から給料をもらっているサラリーマンでもありません。

組織のために、何よりも都民のために、言うべきことは主張し、変えるべき点は変えていく。

そのプロセスをしっかりと公開しながら、厳しい意見も受け止めて、政策実現に向けて前に進んでいく。

色々なご指摘があることは承知しています。私が私である限り、矜持を持ってこの場所で、できるところまで組織改革のために尽力していきたいと存じます。

引き続き、ご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。

それでは、また明日。

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 33歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。

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編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏のブログ2017年9月13日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。