「失ってから初めてその価値が分かる」をやめれば幸せになれる

こんにちは!肥後庵の黒坂です。

この世の中はたくさんの幸福で溢れています。あの人も、この人も、私も、そしてもちろんあなたも沢山の幸福に囲まれて生活をしています。「何を言うんだ!自分は仕事がうまくいかずにこんなに悩んでいるのに」「もう若くもない…結婚もできなかった自分に幸福などある訳がない」「これまでの人生でいいことなんて一つもなかった」もしかしたらそんな感情が芽生えたかもしれませんね。

でも…それでもあなたは幸福に包まれています。そのように感じられませんか?もしもそうならば問題は幸福があることに気づけていないから、ではないでしょうか。今回はそんなお話をしたいと思います。

年を取るとどんどん社会的な要求が高まるのが苦痛

私は昔、老化の恐怖に悩んでいたことがあります。見た目が老けてしまうことも嫌ですが、それ以上に「年齢相応の社会からの期待」のプレッシャーが嫌で嫌で仕方がなかったんですよね。

会社員をしている頃は「もう20代後半なのにこのくらいできないの?」「30になったらマネジメント経験がないと市場価値ないよ」など厳しい先輩社員たちに散々言われてきました。プレイベートでもはしゃいだりゲームを楽しんでいると「年甲斐もなくバカみたい」「20歳超えてゲームにハマるのってどうなの?」みたいに言われてきました。1歳、そしてまた1歳と年を重ねるたびにどんどん周囲の期待は大きくなってきます。服装もそれなりに高いスーツを着るのが当たり前、テーブルマナーや教養などあらゆる分野において、その年齢に相応の社会的要求が膨れてくることがたまらなく嫌でした。大人になるにつれて自由さが失われていくように感じました。

これまで「自分は若い」って思ったことがありますか?

男女関わらず、若さは価値です。若ければ多少失敗をしても許される部分がありますし、若いというだけで優遇される部分は少なくありません。

そんな若さは誰もが一度は通った道です。私にも18歳の頃がありましたし、あなたにも20歳という時期があったことでしょう。でもその若さの価値を感じたことがこれまでの人生であったでしょうか?

私は昔から年を取ることが恐怖でしたので、若い時ですら苦しみを感じていました。「もうすぐ20歳になる…未成年として親の庇護を受ける年齢ではなくなるのだ」と思っていましたし、「もう20代後半なのか、アラサーなんて信じられない!年を取りたくない!こんな年齢になっても大したキャリアを積めていない!」とものすごい焦りがありました。でもおかしなことに25歳になると20歳はものすごく若いと思えますし、30代になった今では20代後半でも20代というだけで無条件に若いと思えます。でもその時々は「自分は若い」という感覚がなく、ありがたいと思えませんでした。考えてみればこれはとてももったいないことですよね?若さの価値がわからないまま、それを失ってようやく気づくのですからまったく若さのありがたみを享受していないことになります。

あなたはこれまでの人生で「今の自分は若い!ありがたい!」と思ったことがありましたか?もしもそうでないならとてももったいないことです。

幸せになるには「幸せであることに気づく」それだけ

これは若さだけの話ではありません。親が健康でそばにいること、喧嘩しても翌日仲直りができる夫(妻)がいること、なんでもそうです。今のあなたは後から考えてみれば輝くような時の瞬間にその身をおいています。その瞬間に気づくことができるか?それとも過ぎ去ってからしか気づけないのか?この差異は人生の満足度に大きな影響が出てしまいます。「自分の人生はこれからだ。今は全然満足できていないけれども、この先にこそ満足のいく人生があるのだ」なんていつまでも幸せの先送りをしていると、気がついたら幸せを感じることのないまま人生を終える、なんて事になりかねません。私が考える幸せになる条件、それはとてもシンプルかつ誰にでもできることです。それは「今、自分は幸せなのだということに気づく」ということです。

Facebookで自慢げに高級ホテルで高級ディナーを食べている写真を見て「貧乏な自分はディナーといえば牛丼くらいなものだ」と卑屈に考えてしまう必要はないのです。世界には200もの国があるわけですが、わずか数百円でおいしくてアツアツの牛丼がサッと提供されるお店がある国は多くありません。そう考えるととてつもなく恵まれた環境にいると思いませんか?また、年齢を重ねて牛丼が食べたくても脂っこいものを受け付けなくなることを考えると、若い今ハフハフいいながら牛丼をかっこむ事ができるのは恵まれた状況だと言えるじゃないですか。

「失ってから気づく」を今すぐやめる

失ってからありがたみに気づく、という癖をもうやめにしませんか?今、この瞬間からです。そうすることで「今の仕事はいやだと思うことも少なくないけど、この仕事があるおかげでお金の不安をしなくて済んでいるんだな」「両親が口うるさいと思っていたけど、それだけ元気ということだし、自分のことを心配してくれているのだな」と今の瞬間に感謝する気持ちが生まれます。そうなると幸福に包まれていることに気づくことができるのではないでしょうか。

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ビジネスジャーナリスト
シカゴの大学へ留学し会計学を学ぶ。大学卒業後、ブルームバーグLP、セブン&アイ、コカ・コーラボトラーズジャパン勤務を経て独立。フルーツギフトのビジネスに乗り出し、「高級フルーツギフト水菓子 肥後庵」を運営。経営者や医師などエグゼクティブの顧客にも利用されている。本業の傍ら、ビジネスジャーナリストとしても情報発信中。