千客万来とは、商売人にとっては実にありがたい名前だろう。
いつまで待ってもお客さんが来ない、などということになっては商売人にとっては悲劇である。
まあ、千客ぐらいでは足りないだろうから、毎日何万人も観光客が訪れるような魅力のある施設を作っていただきたいものである。
豊洲に果たしてそれだけの魅力があるのか私には分からないが、ビジネスに長けた皆さんは集客の方法をあれこれお考えになるだろうから、何とかして成功していただきたいものだと思う。
築地に同じような施設が出来たら築地にお客さんを取られてしまうのではないか、と心配されているようだが、ビジネスに長けた人なら、お、築地も自分の方でやってしまおう、築地と豊洲の双方で事業を展開すれば豊洲と築地でウィン、ウィンの関係が築けるはずだ、とあれこれ構想を膨らませるはずだが、千客万来の経営者の方にはそういう発想はないのだろうか。
上手くやればいいのにな、などと素人の私などは思ってしまうのだが、専門家の方はそうはいかないのだろうか。
多分、大きなビジネスチャンスが転がっているはずである。
そろそろどなたかが食指を伸ばしてくる頃である。
中国の資本あたりが築地や豊洲に注目し始めたら、普通の日本の企業では太刀打ち出来なくなるかも知れない。あまりノンビリ構えているとトンビに油揚げをさらわれてしまうかも知れない。
小池さんに引き摺られてマイナスイメージを背負いこまない方が賢明だと思うが、さて実際のところはどうなんだろうか。
そろそろじゃないですか。
とりあえず、そう申し上げておく。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年12月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。