今上天皇ご退位に伴い、平成ももう終わりということで、平成を彩る人物を100人あげよう、という企画。
大変な名誉なことに、そのうちの1人に選んで頂きました。選んでくださった、大竹文雄先生、ありがとうございます!
友人の津田大介さんや乙武洋匡さん、古市憲寿くんも、ということで嬉しい限りです。
これも母校、SFCで「問題発見・問題解決」というマントラを叩き込まれたからだと思うのですが、そのSFCを開学された今は亡き加藤寛(カトカン)先生もノミネートされていて、胸に迫るものがありました。
現在、38歳の自分としては、平成の30年はほぼ人生と重なるのですが、おそらく次の年号が人生の後半の大半が費やされる「時代」となるのだと思います。
そこにおいても、ああ、あの時代を代表するような人物だったな、と皆さんに思ってもらえるような生き方をできたら、と。
それはすなわち、「時代を創る」生き方だと思うのです。
僕にとってそれは、これまでの子どもと子育てを軽視したマッチョな社会から、親子が笑って生きられる社会への転換です。
また、モノカルチャーのおっさん主導の社会から、多様性に彩られた包摂的な社会への革命です。
さらには、政治やお上頼みのメンタルモデルから、一人一人がチェンジメーカーとして、個人が社会的なイノベーションの担い手となっていく時代の創出です。
こうしたことを、成し遂げていくために、これからも全力を尽くしていけたらと思っています。
同時代を生きる皆さん、ぜひ共に新たな時代を創っていきましょう。
編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2017年12月25日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。