こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
今年も残すところあと4日、大量に残った事務作業の合間を見つけて、地域や商店街の方へのあいさつ周りも行っています。
とても周りきれないので越年すると思いますが…。
さて、私も事務所を構えておりますJR十条駅近辺は現在、特定整備路線や駅前再開発などの再開発プランが目白押しとなっているエリアでして、地域を回っていると関連するご意見や要望をお聞きすることが非常に多いです。
参考過去記事:
●ヒートアップして有権者と激論をしてしまったので、反省中でございます…【十条駅再開発】
●「○○計画に反対しないと、落選運動をするぞ!」という呪いの言葉は、政治家に対して逆効果では
上記の過去記事にもあるように、かなり白熱した議論を交わすことも多いのですが(苦笑)、賛成・反対の立場を問わず住民と行政、ひいては私自身とも温度差・意識の差があることは真摯に感じています。
どういうことかと申しますと、十条駅前の再開発については9月に都市計画決定がおりまして、その時点で地域に対して説明会が行われていたのですね。
そこからは特に大きな進展はないのでアクションがなかったため、住民の皆さまからすれば
「あれから3ヶ月も経ったのに、何の音沙汰もない!きちんと計画は進んでいるのか?」
と不安になるわけです。
区役所・都庁の役人、あるいは行政の流れをわかっている政治家から見れば、3ヶ月程度は動きがないのは珍しいことではありませんし、間隔が開いているとも思いません。
そして手を抜くわけでは決してないものの、再開発などの仕事も一つではないので、同時並行で進めているとどうしても一つだけの案件に注力しているわけにもいかなくなります。
ですが、再開発などで立ち退きなどの影響を受ける住民にとってみれば、再開発というのは人生を左右するただ1つの重大事項で…。
私自身も、9月に説明があったばかりだからと、あまりこうした不安に対して寄り添う行動ができておりませんでした。
このような「時間」に代表されるような間隔の濃淡が、不信や不安を招くことにつながっているのだなーと、色々な方からのご意見を聞いて改めて思いました。
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私もこまめに地元を回って行政計画の進展をお話しなければならないと決意を新たにするとともに、東京都や北区に対しても地域住民との接触頻度を上げて欲しい旨、仕事納めの本日ですが要望をさせていただいたいところです。
順調にいけば再開発エリアの立ち退きは平成31年度中にも実施されます。いまの事務所で過ごす日々や駅前の牧歌的な光景を噛み締めつつ、一歩一歩計画を着実に進めていけるよう、議会からも支援を続けていきます。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2017年12月28日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。