「薄く広い」支援の拡大が、新しい政治を創るカギ?

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

年末年始の時間を利用して、色々な人と政策や政界そのものについて意見交換をさせていただいています。年末の宇野さん・駒崎さんとのイベントでもそんな話になったのですが、

「新しい政治勢力を創って改革を…」
「そのためのお金はどうするの?組織は?」

みたいな話に行き着きます。衝撃の事実を発表しなければなりませんが、政治活動というのはとてもお金がかかるのです。ぐぬぬ!

国政選挙に出ようと思ったら、比例代表と選挙区を合わせて600万円。政党要件を満たすために比例選挙区に10名擁立しようと思えば、それだけで6000万円のお金が必要になります。

なので組織を維持するために、政党は多額の出資金を捻出した政治家の個人商店になったり、大口の支援をする圧力団体の下部組織化したりするわけですね。


(こういうシーンはいまだに見たことがない)(いや、一度だけあったかな?!)

新しい政党を創る云々は置いておくとして、特にわが国でこのような状態に陥りがちになり、多様性ある小さな政党が育たたないのは「個人が政治家を支援する習慣がない」ことに大きな要因があります。

アメリカなどの個人献金が盛んな国では、政治家が薄く広く数千万・数億円のお金を集めるケースなどもありますが、企業団体献金がメインである日本ではまずありえません。

大口の支援を望めない個人や組織はそもそもスタート地点にも立てないし、特定団体からの出資を首尾よく得たとしても、その政党・組織はいきなりしがらみからの出発になるというジレンマに陥ることになります。

そんなわけで私は議員を志して以来、政治への関心を高めるとともに、有権者一人ひとりが政治家を育てる・支援する慣習が日本に根づかせることが必要だと思っています。

「薄く広い」支援を集めることができれば誰でも政界でスタート地点にも立てますし、何より悪い意味での「しがらみ」が生じにくくなります。

そのための活動として、とにかく情報発信をして政治・政治家への信頼を取り戻すことも1つですが、個人献金よりハードルが低い入口を用意することもポイントです。

そこで私は、月額500円で購入して読めるコラムをnoteで連載したり、リンクからAmazonでお買い物いただくとアフィリエイトが発生する仕組みを使って、時おり皆さまに支援を呼びかけております。

例えばこのnoteなら年間購読して6,000円と、ちょっとした応援に適切な金額だと思いますし、Amazonで買い物をするだけなら負担は一切ありません。

選挙のない2018年はしっかりと政策を磨きながら仲間を増やし、統一地方選挙がある2019年の飛躍に向けて力を蓄えたいと考えております(意味深!)。

もちろん、ストレートな個人献金も大歓迎です!

「おときたがやろうとしている新しい政治とやらを、1つ応援しようじゃないか!」

と思って下さる方、ぜひともご検討をいただけますと幸いです。

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新年会ラッシュがスタートしますが、月末のオリパラ委員会に向けた準備もしっかり行っていきますよ!

それでは、また明日。


編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2018年1月4日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。