先日、朝日新聞の曽我豪編集委員の取材を受け、その記事が1月28日の朝刊で掲載されました。デジタル版では会員のみ全文表示ですが、参考までにリンクを貼っておきます。
(日曜に想う)時代の跳躍台は整った 編集委員・曽我豪(※ネットでは会員の方のみ全文)
私達の活動を描いた『人生100年時代の国家戦略 小泉小委員会の500日』(藤沢烈著 東洋経済新報社)をはじめとして、自民党の若手議員の活動の様子を伝える書籍の出版が相次いだことで、若手による政策づくりの現場の実相に関心を持たれたことが取材のきっかけだったようです。
党の政調会で史上初めて若手議員だけの小委員会(2020年以降の経済財政構想小委員会:通称、小泉小委員会)が設立され、20人のメンバーが喧々諤々の議論を重ね、提案につなげました。ひとことで書くと簡単ですが、党の先輩だけでなく、メンバーの中でも多くの議論があり、道のりは決して平坦ではありませんでした(書籍で詳細が紹介されています)。
書籍を読んだ曽我記者からは、
「面白いのは、小泉進次郎衆院議員(36)が主人公の物語かと思って読み進むうち、登場人物の多くが負けず劣らず存在感があって躍動していることに気付かされる点である。」(記事より)
という、感想をいただきました。
実際には、意見の異なる議員同士で意見をぶつけ合い、ちゃぶ台のひっくり返しまで経験もしました。それを乗り越えて、2020年以降にどのような日本社会にするかという理念を共有出来たことが非常に大きかったと思っています。この経験から、一枚岩より、厳しい内部批判がある方が組織は強いということも実感しました。
今後も共有した社会像の実現に向けて政策に取り組んでいきたいと思います。
なお、若者への取り組みについて問われ、下記のように答えましたが、これは以前からずっと意識しており、これからも同じ姿勢で取り組んでいきたいと思います。
「党の青年局長代理時代に全国約90カ所で若者らと話して実感しました。国のために何かしたいという意識は強い。でも、自分の力で国が変わるとは思っていない。国際調査でも同じ傾向が見て取れますが、一層の政治参画を促すなら、やはり政治が現実に社会を変えるところをひとつずつ見せるしかない」
「政治家は社会起業家の一種だと私は捉えています。陳情を受けて関係団体の利害を調整するのでなく、一緒に入り口から解決策を探る。自民党の視線が届かなかった方たちとも、成功体験を共有出来れば仲間になれるでしょう。解決すべき政策分野でそんな旗を立て続けたい」(記事より)
編集部より:この記事は、総務政務官、衆議院議員の小林史明氏(広島7区、自由民主党)のオフィシャルブログ 2018年1月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は小林ふみあきオフィシャルブログをご覧ください。