「それでも政治を諦めない」ことの難しさと尊さと。

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

●宮崎市長選 現職の戸敷氏 3回目の当選
●宮崎市長、戸敷氏3選 清山、伊東氏破る

私が応援してきた清山とものり候補は次点で現職に及ばず、残念な結果となりました。

まずは私の情報発信等をきっかけとしてご支援をいただいた皆さまに、心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。

私に選挙情勢を左右する力なんて、もちろんないけれど。

もっとできることがあったんじゃないか。

もっと自分に力があれば。

そう思わずにはいられません。シンプルに、とても悔しいです。

清山候補は36歳。二期連続で県議会議員トップ当選を果たした、同世代議員たちのエースでした。

二期7年の実績は申し分なく、政策や理念にも間違いはなかった。何より、若さと可能性がありました。これ以上の政治家は滅多に現れないと断言できるほどの候補者です。

それでも、盤石な基盤を持つ現職の牙城を崩すことはできませんでした。


(NHK出口調査より)

10代から40代までの投票ではすべて現職を上回ったものの、50代以上ではことごとく敗北。この結果を見た時に、大阪都構想住民投票で敗れた時にも似た感情が沸き上がってきました。

●シルバーデモクラシーに敗れた大阪都構想に、それでも私は希望の灯を見たい

変わらなければいけないのに、今日の延長を望む人が多い現実。出る杭は打たれる事実。

変わろうとする勇気を否定されて、目を背けて投げ出したくなるけれど、それでもこれが今のリアルな政治です。

私たち若手政治家は、選挙や政治なんてどうしようもない理不尽な世界だとわかってて、でもそれを誰かが変えなきゃいけないと思ったから、すべてを投げ打ってこの世界に飛び込んできました。

やっぱり変わらなくて、自分自身がその壁に跳ね返されて、絶望したい気持ちになるけれど。

今回、敗れはしても、清山とものりには若い世代を中心に5万人以上の人が票を投じてくれました。

政治を、自分たちの街を諦めない人がいる限り、僕らはそれでも諦めずに立ち向かい続けるんだと思います。

…清山候補本人が、どう思っているのかは知らないけれど(?!)。

短い期間しか関われなかったけれど、今回の選挙陣営は本当に最高のチームだったと感じます。

チーム清山の皆さま、清山候補を支えたご家族、そして何より清山さん本人。本当にお疲れ様でした。

引用元

「政治家こそ保身ではなく社会へ身を捧げるべきだ」

本当にそのとおりだと思います。清山さんが敗北して頭を下げた時の悔しさ、私も忘れません。

必ず、何らかの形で次につなげていきます。

とはいえ、まずは頭を空っぽにしてゆっくり休んでください。

ご支援・ご注目をいただいた皆さまに改めて感謝するとともに、今後も宮崎市政、そして政治そのものに高い関心を持ち続けていただければ幸いです。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2018年1月29日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。