現在、障害福祉サービスの報酬単価改定のパブコメが厚労省から募集されています。
先日、「平成30年度障害福祉サービス報酬改定は、医療的ケア児を救うのか」で書いたように、このままの厚労省案だと、医療的ケア児のための児童発達支援や重心児デイ、放課後デイは増えそうにもありません。
ただ、まだ詳細が詰まっていないので、最後の詰めの部分で、使いやすい仕組みになれば、医ケア児を支えられる制度になる可能性も若干残されています。
そこで、皆さんにお願いがあります。
パブコメWEBフォームから、コメントを送ってほしいのです。
と、いきなり言われても、書きづらいかもしれません。
例えばですが、こんな風な簡単な箇条書きで大丈夫です。
【自己紹介】
私は、( 例:気管切開/呼吸器 )のような医療的ケアの必要な子の親です。【課題】
( 例: 保育園に入れない、利用できる放課後デイがない等の苦労 )のような経験をしています。しかし、このままだと補助基準のハードルが高すぎて、医療的ケア児の預かりが進まなそうであることを知りました。
【要望】
( 例:これ以上、どこにも預けられないのは困ります。現実的な基準にしてください、等)
パブコメは、国民の意見が寄せられることによって、政策を変えられる仕組みです。多くの意見があれば、それだけ考慮されやすくなります。
WEBフォームから簡単に記入できるので、ぜひご協力お願いいたします。
このままだと、あと3年、今と変わらない現状が続くだけです。
何とかルールを変え、児童発達支援事業所や放課後デイ等が、こぞって医療的ケア児を受け入れられるような仕組みにしていきましょう。
*パブコメのフォーム(下の「意見提出フォームへ」を押してください)
*住所・氏名・メアド等とコメントを書くだけです。コメントはあらかじめ書いておけば、送信自体は3分くらいでできます
編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2018年2月19日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。