アウトプットこそ、最大の自己啓発

毎週、メールマガジンで自分が行って気に入ったお店を紹介しています。全部自腹で、実際に行って食べて、自分が気に入ったお店だけを掲載するようにしています(写真は今週紹介予定のお店の看板商品)。

行ったお店が全て掲載できるわけではありません。有名なお店でも食べてガッカリというのは良くあることです。グルメサイトの評価も高い名店といわれる老舗にわざわざ行って、ガッカリすることもあります。お店選びとは主観的なものですから、全員が一致する評価というのはあり得ません。自分の「思い入れ」や「偏見」を妥協せず、これからも反映させていこうと思います。

しかしこのお店を掲載すると言うアウトプットがあるからこそ、毎週毎週新しいお店を探して情報収集することになります。メールマガジンに掲載できる情報を見つけようとすることが、結局は自分自身の新しい情報収集することにつながっています。

これはグルメ情報だけに限りません。例えば、本を書くというアウトプットがあるが、それに必要な情報を集めて、自分なりに整理しまとめていくという仕事が始まるのです。

4月に仮想通貨に関する書籍を出版することになっています。本を書くために、今までに出版されたたくさんの書籍を読み、専門家の方にインタビューをしたり、実際に投資している個人投資家の話を聞き、自分だけにしかできないアウトプットを探してきました。

本を書くと言うことがなければ、ここまでの情報収集はしなかったと思います。

このように考えていくと、アウトプットしてみるこそが自己啓発ひいては自己成長にとって最も大切なことだといえます。

ブログやメールマガジン書いても最初はなかなか読んでもらえないかもしれませんかく言う私も、20年以上前にホームページを立ち上げるときは、ありませんでした。
しかし、続けて少しずつ内容を修正し、今では約40,000人の読者を得ることができました。

考える前にまずアウトプット行動を始める。読んでもらえるかもらえないかは、書くというアウトプットをしてみなければわからないのです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年3月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。