4月1日、初めてメジャーリーグのマウンドに立った大谷翔平選手に、チームメイトのマイク・トラウト選手はショータイムにかけ「Sho Time!」との言葉を放ちました。今では大谷選手の目覚ましい活躍を意味する造語として、日本でもお馴染みですよね。大谷選手は試合以外でもジェントルマンでアメリカ人の心を鷲掴みにしており、弱冠23歳にして既に大物の風格を漂わせています。
大谷選手、筆者もいつか球場でプレーを拝みたいものです。
著名なアスリートとなれば、大物の風格だけでなく成功者たるがゆえの由縁があるもの。ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家ドン・イエーガー氏は、有名選手を取材する上で4つの共通点を挙げます。CNBCが伝えた内容は、こちら。
1.謙虚さ
→どれだけ成功しようとも謙虚さを忘れず批判を恐れず、自己改善に努める傾向が強い
2.常日頃からフィードバックを求める姿勢
→上記と関連し、著名な選手はプレーや個人的な性質を共に磨くべく評価を模索する
3.毎日、ゼロからの出発
→前回の試合でどれだけ活躍しようとも、自身をリセットしゼロから新たな試合に臨み、成功体験に固執しない
4.飽くことなき探求心
→成功者の頭の中には答えではなく問いが溢れ、心身ともに最善のトレーニングを探求する
いかがでしょうか?スポーツ選手だけに該当しない成功のヒントが詰まっていますよね。
そういえば、大谷選手の名言に「頭で最初に考えて、そして最後にモノができる」というものがあります。まず頭で熟考するからこそ、ベーブ・ルース以来の二刀流という離れ業をもってメジャーリーグ界に新風を巻き起こせるのかもしれません。
(カバー写真:Ray_LAC/Flickr)
編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2018年5月14日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。