書評『本当は怖い動物の子育て』

「知りたがり!やりたがり!なりたがり!が育つ環境づくり」というテーマで教育の事業を行うtanQの創業者・森本佑紀と久しぶりに、半日、一緒に過ごした。15年前、母校で一緒に柔道していたときは、今の姿をとても想像できなかったが、それが面白い。

独自の視点が、面白い!
彼から紹介された本が、こちら。

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竹内久美子さんの『本当は怖い動物の子育て

動物は、自分の遺伝子をよりよく残すために”残酷に”最適化するという。

パンダ:双子を生む確率が高く、大きな子供だけを育てる。
ハヌマンラングール:ボスになったものが他の雄の子供を殺す。

その上で、先住民の虐待などを取り上げた上で、現代の社会における虐待についても要因を分析。中国の四川省と雲南省の境に住むモソ人の母系社会を参考に、叔父・叔母が子育てを助ける仕組みを提案する。

いつもとは違った視点が身につく本です。

もう少し知りたい!
ナマコは天国!?『ウニはすごい、バッタもすごい』

必要だから学ぶではつまらない!知りたい・やりたい・なりたいを追求するtanQ森本佑紀さん

<井上貴至 プロフィール>

<井上貴至の働き方・公私一致>
東京大学校友会ニュース「社会課題に挑戦する卒業生たち
学生・卒業生への熱いメッセージです!

<井上貴至の提言>
間抜けな行政に、旬の秋刀魚を!


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年6月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。