こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
昨日午前、大阪を中心とした近畿地方で震度6弱の地震が発生しました。
被害に遭われた方に心よりお見舞いを申し上げるととともに、亡くなられた皆様のご冥福をお祈り致します。
都庁でもこの災害を受けて11時半から緊急会議が開催され、大阪への支援・連携や都内防災についての確認が行われました。
大阪で最大震度6弱 地震発生時にやるべきこと・やってはいけないこと 「東京防災」を使う(BuzzFeedJapan)
地震発生時の対応については、舛添都政時代に刊行され高い評価を受けている「東京防災」に詳しく記載されており、今回BuzzFeedJapanさんが改めて東京防災を活用した対応ノウハウを記事にまとめています。
都民の皆様も今一度、お手元にある東京防災を読み返されてはいかがでしょうか。
「前にもらったけど、なくしてしまった…」
という方は、アプリでも入手できます。都民以外もぜひ。
「東京都防災アプリ」3月1日リリース~あなたの手元にも防災対策を~
■
熊本地震の際もそうでしたが、今回の災害でもネットによる情報の速報性や拡散力を痛感しました。
【デマにご注意】熊本地震時の経験から、情報の発信元にはみなさん十分注意して信頼できる情報なのかどうか?今一度十分に確認をして下さい。未確認の情報をむやみにリツイートせず、情報の真偽を確かめてから責任をもってツイートして下さい。
— 熊本市長 大西一史 (@K_Onishi) 2018年6月18日
もちろん「デマツイート」などが散見されることも確かで、拡散している情報を鵜呑みにできずリテラシーが問われる場合があるものの、
「自分にとって必要な情報を、素早くピンポイントで得る」
という点に関しては、テレビよりも効率的だと言えます。
大阪市長の迅速な仕事ぶりが話題 地震発生6分後からツイートで状況報告、9時過ぎには学校に休校指示 (キャリコネニュース) https://t.co/YqUuulOtoi
[政治] #大阪北部地震 #blogos— BLOGOS編集部 (@ld_blogos) 2018年6月18日
昨日の災害に際しては、大阪市長・吉村氏のTwitterによる迅速な対応が高く評価され、話題を呼んでいます。
本日の大阪市内の保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校は、安全確保のため、全て休校にする指示を出しました。自宅で安全確保して下さい。
— 吉村洋文(大阪市長) (@hiroyoshimura) 2018年6月18日
市内学校についてです。市内一部学校では、授業を実施しているところがありますが、正式の授業時数にはカウントしません。後日補講します。まずは安全確保を優先して下さい。
— 吉村洋文(大阪市長) (@hiroyoshimura) 2018年6月18日
テレビなどを見ても「小学校の休校情報」などが流れてくることはあまりないですから、確かな立場の方(デマは絶対に流さない人)がこうした情報を即時Tweetすることには大きな意味があります。
学校サイドとしても、保護者からの問い合わせでパンクしかねない状況で、行政トップがこのように発信してくれることは心強いのではないでしょうか。
情報化社会における組織トップの発信のあり方として、非常に参考になる対応であったと感じるとともに、災害対応に最前線であたられた市長を始めとする関係機関に深く敬意を表するものです。
■
私も東日本大震災後はずっと被災地支援に入っていましたし、江東区議会議員の妻も「防災ママカフェ」を主催するなどして人並み以上に防災意識は高いと思っていましたが、これを機に色々と見直すと不足しているものがあるなと痛感しました。
例えば、
これ見てAbemaTVのダウンロード数ふえたらなんかくれてもバチは当たらないと思う。大阪の震度6弱の地震を機会に再度いろいろ見直そう https://t.co/gAxRoQ5JqA @Isseki3より
— Isseki Nagae/永江一石 (@Isseki3) 2018年6月18日
情報を得るのはネットが中心だから、携帯バッテリーは死ぬほど重要。大容量のバッテリーを常にフル充電でたくさん用意しておけ!!
というのは目からウロコでした。確かに…。
ネットだ発信だといつも言っているのに、普段遣いの携帯用しかバッテリーを用意していませんでした。
早速いくつか買い足して、枕元や防災リュックの中に入れておきたいと思います。
皆様もこれを機に、家庭の中や危機対応を見直されてはいかがでしょうか。
引き続き、近畿地方が被害から一日も早く回復することを祈念するとともに、都内における防災対策についても改めて調査を進めて参ります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は東京都議会議員、音喜多駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2018年6月18日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。