2018年6月17日、父の日に、「これからのパパ」についてのプラットフォーム、パパラボのWEBサイトがオープンしました。
パパラボは、株式会社電通の社員有志によって立ち上げられたプロジェクト。
「パパって、日本のポテンシャル」をキーワードに、パパ、つまり男性が家事や育児にコミットしていくことことを目指し、子どもとの接し方、遊び方、パパの子育ての観点からのサービスや商品のあり方など、さまざまなノウハウを集め、みんなで考えていく土台となるサイトです。
フローレンスは、このパパラボのビジョンに賛同し、一緒にプロジェクトを進める関係団体となりました!
昨今、共働き世代が多数派となり、待機児童問題、孤独な子育て問題など、子どもを育てることに関する社会問題が語られることが多くなってきました。
問題の語られ方としていまだに多いのは「母親がどう育児と仕事を両立するか」というという観点。でも、本当にそうなのでしょうか?子育てをするのはママだけでなくパパも同じはず。本当は、パパこそがボトルネックであり、パパの働き方、子育てへの関わり方が、日本の子育てをめぐる環境を良くしていくために、最大のポテンシャルを秘めているのでは?
フローレンスが働き方革命と題してワークライフバランス施策を推進するのもそういった課題意識があるからです。そしてその問題認識は、今回の電通パパラボに込められた思いとも共鳴しています。
フローレンスだけ、あるいは電通だけで社会を変えていくことはできません。官民、あるいは事業会社とNPO、さまざまな分野のコレボレーションを通して、多面的に社会へのインパクトを作っていく、それがこれからの時代で重要なことだと、私たちは考えています。
電通パパラボ、ぜひご注目ください!
私たちNPOだけでは社会を変えることはできません。多くの仲間となってくださる方々と協働して、新しいソーシャルインパクトを起こしていきたいと考えています。
ご賛同いただける法人の方、ぜひご連絡くださいませ。
編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2018年6月22日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。