なぜ、おじさんはネット上で女性をディスるのか?

アマゾンプライムの番組の記事広告(記事に見えるけど広告になっているコンテンツ)なのですが、ネットに生息する”女に話しかけるのヘタすぎおじさん”の特徴というページ。思わず最後まで読ませてしまう内容でした。

こんなドキッとする言葉が、対話形式のやり取りからバンバン飛んできます。

お店の店頭で文句言っているクレームおじさんはサービスや商品に文句があるんじゃなく女店員と話したいだけ。

ネット上で必要以上に異性を攻撃してる人の99%は「モテないから」以上の理由は持ってない

人は歳とると”苦言”や”説教”以外で若者とコミュニケーションを取るのが難しくなる

異性にかまってほしくて怒ったりわめいたりしてるのは赤ちゃんが泣いてるのと同じ

後半は、「モテたことあるおじさん」の特徴が分析されています(写真)。

若い頃にモテすぎたおじさんは、自分が女の子に何をしても喜んでもらえた頃の記憶を持ったまま老いてしまう。それが問題を引き起こすという分析です。

セクハラおじさんは、好きな人にされて嬉しいことを嫌いな人にされるのがセクハラということを理解していない。ディスおじさんは、仲良くなれる方法と勘違いして、初対面の人に「いじり」をやってしまう。うまいもん教えてあげるよおじさんは、過去の自分の経験に価値があると勘違いして、時代遅れのお店を得意気に紹介してしまう。

ネット上の「かまってちゃん」は、このような女性に不器用に絡んでくる「おじさん」だけではありません。ポータルサイトのコメント欄を見ると、とにかく誰でもいいからかまって欲しいと、訳のわからない突っ込みを入れてくる匿名の人たちがたくさんいます。

最近、ネット上では何かと「おじさん」がディスられていることが多いですが、ネット上のコミュニケーションの失敗は、おじさんだけに留まらない誰でもやってしまいがちです。素直に感情が表現できないことによるミスコミュニケーションは、お互いの不幸の元。避けたいものです。

そういえば、この記事広告を読んでから、思わずアマゾンプライムで「バチュラー」を見てしまいました。広告効果は抜群です。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年6月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。